2015.12.30お餅つき

2015年もあと2日。

 

今日も晴天で気持ちのよい1日でした。

「気持ちいいなぁ〜」と天を仰ぐユキオ。

 

暖かい日差しにあくびも出ちゃうよね、つくし。

 

 

年末といえば、お餅つき。

私たちも近所の方々や観光で偶然遊びに来ていたご家族と共に

ワイワイとお餅つきをしました。

 

93歳の長老宅にある臼(うす)と杵(きね)は、

長老が生まれる前に作られ、毎年使われてきた年代物。

美味しく出来そうな雰囲気ぷんぷん。

 

使うもち米は前日から水に浸し、

 

長老の指示のもと、ガスではなく槇の火で蒸します。

 

お米の蒸し加減でお餅の出来が違ってくるみたいで、

食味をしながら「もういいかな」「まだまだ固いな」を繰り返す。

 

いい感じに蒸しあがったら臼へ。

 

毎年お餅つきをしてい方々曰く、

この蒸しただけのもち米もまた美味しい!らしく、

「俺はこれに塩をパラっとかけるのが好きだな〜」

「オレは醤油派だな〜」

と、餅つきあるあるを話していました。

 

杵で少しずつもち米を潰し、

 

 

ペッタン!ペッタン!

 

 

合いの手も重要!

 

 

あっという間にお米のつぶつぶがなくなって、ツヤッツヤのお餅に。

 

 

餅とり粉をふった台にのせ、

 

 

鏡餅用には大きさを変えて丸く。

 

 

切り餅用には平たく延ばして。

 

 

こちらはヨモギ餅。

この時のためにヨモギの若菜を春に摘み、茹でて冷凍保存。

もち米と一緒に蒸して混ぜて杵でつきます。

綺麗な緑色で食べる時に口の中でぷ〜んとヨモギの香り。

先人たちはこの香りで飛騨の長い冬に待ち遠しい春を感じていたのかな。

 

 

最後についたお餅は、出来立てを参加したみんなで味わおう!

大根おろし+醤油に、まだやわらかいお餅をちぎってポン。

 

文句なしに美味しい!

 

昔は臼と杵で家族総出でお餅を作っていても、

今は一人暮らしのお年寄りや、

大変さから餅つき機で作ったりお店で買ってくるようになった方も多い。

 

今回みたいな感じで、

もっと近所の人やギャラリーが集まってみんなでワイワイと、

杵と臼でお餅を作って食べるイベントを恒例行事にできたらいいな。

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