2014.05.18田植えフェス
朝から晴天の今日、田植えを行いました!
山間ならではの小さな、
しかもキレイな四角ではない田んぼ。
機械ではなく手で植えていきます。
今回は6名のお友達が助っ人に駆けつけてくれました。
感謝〜!
稲の苗は育苗農家から購入。
今年の苗は上出来、らしい。
苗を植える前の一作業に使う六角形の枠。
この枠を、コロコロと転がします。
見た目以上に難しい作業。油断すると斜めに進んでしまいます。
「図面を引く作業に似ている・・」と丁寧に枠を転がす家具職人さん。
枠を転がした跡。
枠を転がすことにより田んぼに四角の跡をつけることができる、という
シンプルな作りの中に、昔の米農家の方の知恵が詰まっている事を実感。
この交点に苗を数本ずつ植えていきます。
この辺りの地域では、この枠を転がす作業のことを「枠こぜ」と言います。
「『こぜ』って何ですか?」と聞いても「『こぜ』は・・・『こぜ』だよ!」と言われます。
きっと、
「転がして田に跡をつける」=「こぜ」「こぜる」ということでしょう。
活用法は、
「早よ枠こぜないかんぜ〜」(はやく枠を転がして田に跡を付けなければいけないよ)
「お、上手に枠こぜたな〜」(おや、上手に枠を転がして田に跡を付けましたね)
みたいな感じ。
この枠こぜの跡を頼りに、みなさん一列になって進んでいきます。
ほとんどが田植え初心者のみなさま。
長靴を田に入れた時のぬるっとした感じとか、
脚にまとわりつくような泥の重み。
お米という、超日常なモノを作る為に体感する非日常的な感触。
一つ一つの作業や感触に心動かされる。
一時間と少しで、一枚目の田んぼが終了!
休憩時には、
飛騨の人気牛牧場「牧成舎」さんで働く子からの、アイス最中とカップソフト!
労働の後、晴天の下での冷え冷えのアイス。いや〜贅沢!
気持ちよくて、裸足にもなっちゃうよ。
休憩後、2枚目の田んぼへ!
お互いに初対面の方々もいたけれど、
隣の列同士で自己紹介やら近況やらを話ながら苗を植えていく。
最近見た、50年前程前の田植えの映像。
その頃にはすでに、田植えでお見合いパーティーらしき事をしていたらしい。
その映像では、田植えをしながら仲良くなって最後には土手でダンスをしていました。
ワイワイと雑談しながら同じ方向に同じ作業をしていくと、
何だか自然と仲良くなっていく。
楽しい楽しい。
2枚目の田んぼも1時間と少しで終了!キレイ!!
お疲れさま!!!
ありがとう!!!