2014.03.19遺跡とトルコ料理①

2月末から2週間、トルコに行ってきました。

 

トルコ料理は意外にも世界三大料理のひとつ。

歴史の長いトルコの遺跡をめぐりつつ、

トルコ料理を楽しみたい(トマト料理を中心に)。

 

関西空港からカタールのドーハを経由して、

 

トルコのイスタンブールにお昼ごろ到着。

 

海が近くてカモメもたくさん。

魚屋の上から睨みをきかせ、

魚の切れ端を奪い合い。たくましい。

 

トルコの至る所に屋台で売られている、スィミット(ゴマ付きリングパン)。

 

ガラタ橋上には魚釣りをする人も。

そしてその付近で売られるサバサンド。サバの塩気とパンのほんのりした甘み!

 

何杯飲んだか分からない、チャイ(紅茶

トルコの人は甘い物好きなのか、砂糖をたくさん入れて飲んでいた。

 

トルコはパンが美味しい。

外はパリパリ中はふっくらのバゲットがどの店でも食べ放題。

かご盛りでテーブルにどかんと置いてあったり、

こんな透明ケースに入れてあったりする。これはラフすぎる・・・

 

 

イスタンブールでの観光スポット。

ブルーモスクの名で知られているスルタンアフメット・ジャーミィ

約400年前の建物で今も現役で信者が集う場所。

美しすぎてため息が漏れた。

 

アヤソフィア博物館

さまざまな宗教に利用された為に、

イスラム教のアラビア文字の間からキリスト教のマリア様が見え、

2階には漆喰で壁の中に隠されていたキリスト達のモザイク画がお目見え。

これは今から約1700年前の建物・・・圧巻。

 

メデューサの顔が柱の台座として使われている地下宮殿

暗くてじめじめしていて、そしてメデューサ。こわっ

何の為に造ったのか・・・

 

もの凄く広い敷地に豪華な宝物が展示されたトプカピ宮殿。

トルコ版「大奥」、ハレムも敷地内にあります。

 

 

観光途中で入ったカフェ。

よく見ると猫がソファに我が物顔で寝ている。

私達の方が、おじゃまします〜と言いたくなるくらい、堂々と。

リアル猫カフェ。

メニューにあった、オレンジチャイ

オレンジ風味の紅茶かと思って注文したら、ホットオレンジジュースでした。

 

トルコといえば、ケバブ

写真撮っていい?と聞くと、ちゃんとポーズをとってくれる。

炭火で焼かれた鶏手羽。奥の方には焼きトマトも。

 

ピデ(ピザ)屋。

ここの店長は日本大好き。

イスタンブールで空手を教えているらしいので、

「ワタシハ カラテノ センセイ デス」という日本語を教えてあげた。

シンプルなチーズピデ。

生地が美味しい!舟形が特徴。

鶏肉とトマトの煮込み、タウック・ソテ。鶏肉が柔らかい!

 

 

食堂という感じのロカンタで。

オムレツの中には牛肉とゴロゴロした野菜がたくさん。

トマトスープ。

光のせいではなく本当にこんな色。

ミントとか他のハーブ?の味が混ざり合ってトマトっぽくなく不思議な味。

 

 

イスタンブールで2泊した後、次の目的地へ。

トルコは長距離バス環境がかなり発達していて、

価格、バス網、便数、快適さ、社内サービス・・・どれを取っても日本より上だと感じる。

バス会社もトルコ内に100社以上あるらしい。

時間はあるけど節約したい旅行者にはありがたい見方!!

今回はMetroさんを利用。

 

きっと日本の規格と違うのかな、車内が縦にも横にも広い。

イスの間隔も、特に身長が低くもない私が(いや、トルコでは低いのか)足を伸ばせる広さ。

運転手とは別に添乗員さんもいて、数時間置きに飲み物とお菓子のサービスも。

 

このバスは座席指定にも関わらず、

添乗員さんが今まで座っていた人に「あっちの席に座ってくれ」

みたいな感じで度々移動させ、途中乗車して来た人をその席に座らせている。

 

最初は不思議に思っていたけれど・・・そういえば。

トルコは敬虔な人も緩い人も含めてイスラム教徒が90%以上。

赤の他人で隣同士に男女が座ってはいけない、という教えがあるのでは。

ちゃんと見ていると、あちこちに席替えをしていて添乗員さんは忙しそう。

宗教観が薄い日本人から見ると不思議な光景かもしれないけれど、

自分達とは違う価値観が存在するという事を知り、

それに触れるということも旅の目的でもある。

 

途中でバスごとフェリーに乗り、イスタンブールから7時間。

 

 

次の目的地、エフェス遺跡

この地はエーゲ海沿岸でオリーブやイチジクの樹がたくさん植えられています。

この日は曇り時々小雨で生憎の写真写り。

 

エフェス遺跡は今から3000年以上前の都市遺跡。

もうその頃に図書館とか、

最大で5万人も収容出来る大劇場とか。(どこかに旦那さんがいます)

これはNIKEの由来である勝利の女神ニケ。

クレオパトラもこの地を訪れているらしい。

高度な文明があったんだなぁ。

そのころ日本は・・・縄文時代か弥生時代くらい?

 

エフェス遺跡が世界遺産登録されていないなんて驚き。

 

この地で名物なのは、チョップ・シシ(牛肉の串刺し)。

炭火で焼かれていて香ばしい!肉が柔らかい!

 

 

この地には2泊滞在して、また快適なバス移動で次の目的地へ。

 

今度は世界遺産のパムッカレ!トルコに来たらここは訪れないと。

いきなりどどーんと見える白い壁。眩しい!

白い石灰棚に流れる水に青空が反射して美しい水色!!

その上にある、ローマ帝国時代の都市遺跡のヒエラポリス

犬!!

 

ここではラップ状のチキンケバブ&トマトと卵の炒め物。

トマトと卵はふわふわしてやさしい〜い味。

 

パムッカレは半日あれば充分満喫できたので、宿泊せずにそのまま次の地へ!

 

夜中に着いたアンタルヤ 。

次の日に美しい地中海を見ることができるかと思いきや・・・

灰色の空にどよ〜んとした海。うーん

 

しかも途中から嵐のような大雨で、

あわてて傘を買ったけれど靴下までびちゃびちゃ。

もうっ!くやしい!

せめて地中海っぽいものを食べようということで、小魚とイカのフライ。

小アジかな?衣がサクサクとしているし、

イカに添え付けのヨーグルトソースが丁度いい酸味。

 

 

時間とお金の節約を考えて、アンタルヤからの移動は夜行バス!

朝にはこの旅メインのカッパドキア!!

 

次に続く。

 

 

 

 

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