2013.05.25定植準備①〜畝立て(うねたて)〜
毎日苗の管理をしながらも、
定植に向けて準備を着々と進めています。
先ずは天井ビニール張り。
一日一棟ずつ。朝6時から開始!!
朝はゆっくり寝ていたい派の私には、
作業内容よりも、朝早く起きる事が何よりも辛かった・・・。
なぜこんなに早朝に開始するかというと、
無風状態で作業をする必要があるため。
農園のある場所はこの時期、
日が昇って気温が上昇すると共に、
びっくりするくらいの強風が吹き荒れます。
四方を山と川に囲まれている為か、
川からの吹き上げる風や山から吹き込む風が入り乱れ、
台風かと思うくらいビニールハウスが揺れる時もあります。
ということで日が昇る前の無風の時に、
ささっとビニールを張ってしまいます。
骨組みだけで寂しかった風景が、一気に農園らしくなった!
天井ビニールを張れば完成、ではなく。
その中も準備を進めていきます。
昨年の秋に「スゴイ堆肥」をまいて一冬越し、
さらに肥料をまいてトラクターで耕します。
均してきれい。
次に、畝立て(うねたて)の作業。
畝とは、苗を植える為に土を盛り上げた所。
「凸凸凸」みたいな形にします。
畝を作る理由は、
水はけをよくするためと、
根を深く、広く伸ばすため。
ハウスの端同士に紐をピンっとまっすぐに張って、
その紐の上を歩きます。
土がふかふかなので、足跡くっきり。
その足跡を目印に、まっすぐに管理機で土を掘っていきます。
一つのハウスに畝3つ。
これでも完成ではなく。
「凸」の山の頂上が「M」の様になっているので、
これを平らにします。
(理想はかまぼこ型)
なかなか作業を早く上手くこなす事ができない私ですが、
この畝を作る作業は、唯一早く上手いらしい。
旦那さんも、脱帽。
トンボを使って、
山のふもと部分で「クッ」と力を入れて、
山の肩部分を「フッ」と力を抜いてなぞりながら土を軽く持ち上げ、
そのまま「ササーッ」と山の頂上部分を均します。
横からみると、
「クッ」
「フッ」
「ササーッ」
こんな感じです。
「ホント、上手だね」と言われた作品。
定植に向けての準備はまだまだ続きます。