2015.04.04満月と種まき

今日は満月。しかも皆既月食。

でも雲がかかって見えそうにないので、気分だけでもお月見。

大好きなコデマリとピンポン菊で「雲と満月」をイメージ。

コデマリはつぼみが多すぎて雲っぽくならなかったけど。

 

満月の今日の前日、4月3日に一回目の種まきが終了しました。

 

小さな小さな種たち。

この中に膨大な情報が詰められていると思うと不思議な気分になる。

 

印を付けた割り箸で軽く穴を掘り、(赤い印は5ミリの深さ)

 

穴に種を一つ一つピンセットで入れていく。

 

個室にお行儀よく入った種たち。

 

この上に軽ーく土をかぶせて、水をかけて種を湿らせる。

これで休眠状態の種を起こす。

「おーい、もう春だよ。芽を出せー。」みたいな。

 

 

まだか弱い種たちは、手厚く温度を暖かく一定に保ってあげないと芽を出さない。

そのために種たちのベッドを準備。

 

木枠を設置し、断熱材を敷いた上に電熱マットを置く。

 

そこに湿らせた種たちをそっと置き、

 

不織布をかけて乾かないようにしてあげる。

 

早く芽を出して欲しいな。

 

 

月のリズムに合わせた農業では、

満月の5日前から満月までに種まきをするといいらしい。

 

月の満ち欠けによって潮の満ち引きが変わるように、

植物の成長も月のリズムが影響しているらしい。

 

月のリズムと植物の成長の関係は化学的に証明されているかはわからないけれど、

古代の時代から肌で感じて「普通のこと」として根付いていた事の方が信頼が置けるような気がする。

 

忠実に月のリズムに沿って農業をしていく、というわけではないけれど、

タイミングが合うときはなるべく合わせていければいいな、と思う。

2015.03.31結婚式@台湾

先週、台湾に行ってきました。

旦那さんの幼馴染が入籍をし、

彼のお母様の故郷である台湾にて結婚式を行うこととなり、

他の幼馴染夫婦達とともに旅行を兼ねて出席してきました。

 

台湾式結婚式・・・どんなんだろう。

 

わくわくしながら向かったのは、墾丁(ケンティン)という街。

台湾に来るのは3回目だけれど、墾丁に行くのは今回初めて。

 

台北から新幹線で約1時間半。

 


終点の高尾という街からバスで約2時間。

台湾の最南端。ハワイと同じくらいの緯度に位置する台湾のリゾート地。

 

混雑している台北と違い、墾丁の街中はのんびりしている。

 

 

初めての台湾式の結婚式はとてもアットホームな雰囲気。

服装もそれぞれ。

きれいなドレスの方もいれば、Tシャツ&デニムという方も。

 

中華圏らしく会場の円卓にはあの回転テーブル。

そして主役のふたりもみんなと同じ円卓に座り、大皿料理を分け合って食べる。

 

誰かのスピーチや二人の馴れ初めムービーがあるわけでもなく、

みんなでわいわいと賑わいながらずっと食事を楽しむ。

そして、

どんどんと出てくる大皿料理がどれも本当に美味しくて美味しくて。

 

みんなで分け合って食べるこのスタイル、とても好きです。

自分のタイミングで好きなものを食べられるからとても気楽。

 

大皿料理を分け合うことで「同じものを食べている」ということを強く感じ、

「外国人」である私たちも疎外感や堅苦しさを味わうこともありませんでした。

 

 

台湾式の結婚式という貴重な体験もできたし、

そもそも台湾の最南端まで来る機会もなかったかもしれないので、

今回はとても楽しい楽しい旅になりました。

 

そして、台湾のトマト情報。

台湾では生の野菜をサラダなどで食べる習慣があまりないらしく、

なんと生で食べるトマトは果物扱い。

ほんとかなぁ、と思いながら墾丁の夜市をぷらぷら歩いて見つけた果物屋。

あ、ミニトマト発見!

 

墾丁からバスで約1時間半の潮州という街に連れて行ってもらい、

果物を使った人気のお店でのトマトの食べ方にも驚いた。

 

おじさんの手元を覗くと、ほとんど青いままのトマト!

 

白い砂糖がたっぷり入った黒いタレにつけて食べるのが台湾式。

 

トマト自体は硬さの残る酸味の強い味。

そこに黒いタレの甘さが混ざって不思議な味!

 

でも、国ごとで食べ方が変わっても、

トマト自体はどこの国でも(たぶん)食べられているのが素晴らしい!

 

 

2015.03.21第一回冷凍トマト酵母・実験結果

今日は朝からポカポカの晴天でした。

雪が融けたばかりで草があまり生えていない土手の茶色に、

フキノトウの爽やかな薄黄緑色がよく映えています。

 

先々週から始めた実験『冷凍トマトでトマト酵母はできるのか

「昨年収穫し冷凍してあった大玉トマトで酵母を起こし、

それを使ってトマトパンを作るまでがゴール!」と、

実験を始める前から勝手に成功した気分になりながら始めたのですが、

結果から言うと・・・

 

半分失敗!(半分、と付けたのは負け惜しみ)

 

冷凍トマトを自然解凍し、少しの砂糖と水を投入。

 

室温に置いておけば大丈夫かな、と思って放置していたけれど数日変化なし。

「今の季節はこたつに入れたほうがいいですよ。

いや、むしろ入れないとだめですよ」との助言を受けて従う。

そういえばここは雪国。

真冬は過ぎたとはいえ、朝晩の室温は酵母が活動する気温には程遠い。

 

こたつで温めて数日。

分離してブクブクしてきた!

 

どれくらいになったら完成か分からず、さらに放置。

すると泡が小さくなって、分離していた液体も再び攪拌された状態に。

 

時期を逃したのかなぁと思い、慌ててパン作りに取りかかる。

ちなみにパン作りは2回目。初回はドライイーストを使用。

いろいろと検索した結果、

今回は酵母液をそのまま使うストレート法を試すことにした。

 

強力粉、塩、トマト酵母液を混ぜて捏ね、

 

一晩かけて一次発酵。やさしいピンク色のパン種!

 

翌朝、一次発酵で膨らんでいる生地を想像してウキウキしてパン種を見ると、

ほとんど大きさが変わってない!

 

3倍くらいになっているはずなんだけど・・・

 

一応、焼いてみるかな、と成型して二次発酵。

 

やはり、ほとんど大きさが変わらず。

 

焼けばどうにかなるかも、自分に言い聞かせてオーブンへ。

 

かわいい色のパンが焼けた!

 

これはこれでおいしいんじゃなーい?と意気揚々に、焼きたてをパクリ。

 

・・・・まずっ!

 

外側は硬くて中がういろうみたい。

 

これはパンと言っていいのか!?

ふんわり感やもっちり感を一切排除した、小麦を主とした塊。

ショッキングな食感でトマトの風味なのかもよくわからない。

 

これ以上は食べられない・・・

 

バターや卵を入れなかったので、つくしのおやつにあげました。

 

気を落ち着かせて、どこで失敗したのか考える。

「天然酵母 失敗」と検索し、

どこかの誰かの失敗例および原因と今回の流れを照らし合わせる。

①酵母の好きな温度25〜28℃をキープしていなかった

②泡がブクブクなった後も放置しすぎた

→酵母が分解する糖がなくなり発酵できなくなった

→酵母が弱ってしまった(最大の原因)

③室温に対しての一次発酵の時間が短かった

④一次発酵の際にパン種の表面が乾いてしまった

 

考えられるのはこんな感じ。

 

実験の題目である『冷凍トマトでトマト酵母はできるのか』に対しては、

泡が出てきたことから『できる』という結果にしても良いと思う。

せめて、ここだけでも成功としたい。

 

パン作りの失敗に関しても、

原因が分かったということは改善すれば次は出来る可能性があるということ。

 

成功すれば薄いピンク色のきれいなパンになりそうなので、

春のピクニックに持っていけれるようにしたい!

 

第二回の題目は『冷凍トマトからトマト酵母パンを作る!』にします!

 

 

2015.03.19雪は豊作の瑞

今日は雨。そして霧深い。

 

だけど、

もう降るのが雪ではなくなったというだけで春に近づいたな、と感じます。

 

真冬の間は家の中でぬくぬくと過ごしていたつくしも、最近では外で過ごすようになりました。

 

今日は雨が降って気温が少し低いということもあって(それでも真冬に比べたらマシ!)、

暖かい火の前が恋しいのか、ちょっと震えて「中に入れてよ」とアピールしてくる。

甘やかしてはダメだと思い、いらないストールを一枚巻いてあげました。

(そうじゃなくて!っていう顔)

 

それで諦めたのか、すぐに伏せをして寝始めるつくし。

 

犬の後頭部ってなんか、かわいい。

 

人間も犬も、徐々に身体を慣らしていかなきゃ。

 

ハウスにはまだ1メートルほどの積雪。

雪はぎゅんぎゅんに硬くなっていて、上を歩いても足がズボッとはまらないくらい。

 

こんなに硬くなった雪を少しでも早く融かせるために、雪の上に木炭をまきました。

 

白い雪の上に黒い細かい木炭をまくという原始的な方法だけど、それなりに効果がある。

雪が溶けて木炭が土に染み込んでも、微生物の住処になるから問題もなし。

あと1メートルの雪・・・どれくらいで融けるかなぁ。

 

振り返ると、この冬は雪が多かったように思う。

時々晴れ間を臨むことがあったけれど、ずっとずっと雪が降り続いていたような感覚。

 

どんよりとした空の下では気分が沈みがちにもなるけれど、

雪は豊作の瑞(ゆきはほうねんのしるし)」という故事に期待したい。

雪がたくさん降ることはその年が豊作になる前兆だ、という意味。

きっと昔でいう「豊作」とは稲作中心のことで、

水をたくさん使う稲作にとって「大雪=雪解け水が豊富」だからこのようなことばが残っているのだと思う。

だけど、トマトの栽培に同じく雪解け水を使っている私たちにとっても同じことが言える。

稲作ほど水を大量に使うわけではないけれど、枯渇の心配がないのはありがたい。

 

今だけ現れる雪解け水の小滝。

そこらじゅうで勢い良くじゃんじゃんと流れ落ちている。

透き通っていてきれい。

 

 

そして大雪の年は虫の害も少ないらしい。

大雪の年は雪解けも遅くなるため、虫が活動をし始めるのも遅く、

活発になる頃には苗が丈夫になっているから。

なんだか虫も寝起きが悪いみたい。

 

その土地の環境と自然の循環の中で、

ほかの虫や微生物たちと折り合いをつけながら今年もトマトを栽培していきたい。

そして、豊作を願う!!

2015.02.05スノートレッキング

晴れ間を狙って、近くのスキー場へ。

とは言っても雪の上を滑るのではなく、スノーシューでただ歩くだけ。

運動は苦手だけど歩くだけなら!

 

雪玉を投げて追いかけるツクシの遊び。

「まて」

「投げるよ〜」

ポイッ

ピューッ。

 

この遊びを繰り返しながら上に上にと登っていく。

初めは冷えた空気に寒さを感じるけれど、

あっという間に体が熱くなる。

ただ歩いているだけだけど、雪の上だと運動量が高いのかしら。

 

人がいないうえに、

音を吸収する雪に囲まれているということもありとても静か。

 

足跡のついていないなめらかな雪を踏みしめる、

ギュッギュッという音が心地よい。

 

雪の上を歩くツクシの脚の指がグワッと広がっていてかわいい。

ツクシの足音はサクサクサクッとリズミカル。

 

太陽の光が乱反射してとても眩しいけれど、

雪ばかりで太陽の出ない日が多い今の季節には、この光は貴重!

目一杯浴びておこう。(サングラスと日焼け止めは忘れずに)

 

ヘアピンカーブが、ツクシの散歩ルートとの分岐点。

今日はいつもとは違う散歩に張り切って先へ先へと急ぐツクシ。

 

だんだんと急斜面になっていき、さすがに疲れて言葉数が少なくなる(私だけ)。

 

でも、なめらかな雪面に映る木の陰が美しくて、

すぐへこたれる私でも、これを見ると「もうちょっと頑張ろ」と思える。

 

上の方に進むと色々な動物の足跡を見つけられる。

二本の爪跡がハート形みたい。これはイノシシかな。

 

小さくて、浅い足跡。たぶんウサギかな。

 

ツクシはフガフガと足跡の匂いを嗅ぎながら、ふと森の方をじーっと見たりする。

こわいー何かいるのかー?

いつも垂れている尻尾がちょっと上がっているし!

何か来たらちゃんと吠えてよ。

 

 

30分ほどでとりあえず到着!

まだ、上に行けるけれど今日はここまで!

 

雪の上に座り込み、青空を仰ぎながら水分補給。

結構のどがカラカラになっている。

 

ツクシも水分補給。

 

あら、ツクシも相当ノドが乾いていたのね。

 

上から見た、私たちが住む集落。

本当に山峡に住んでいるんだなぁ。

 

ミニチュア効果にしてみると、ちょっとメルヘンの舞台みたい。

 

 

ひと息ついて下山。

 

帰りは10分ほどで下界へ。あっという間!

 

 

次は冷凍してあるトマトを使ってスープを作り、

上まで登ってランチをしよう!

 

 

この日の夜、

襲われるふくらはぎの痛みに布団の中で悶えることになってしまった。