2015.04.04満月と種まき
今日は満月。しかも皆既月食。
でも雲がかかって見えそうにないので、気分だけでもお月見。
大好きなコデマリとピンポン菊で「雲と満月」をイメージ。
コデマリはつぼみが多すぎて雲っぽくならなかったけど。
満月の今日の前日、4月3日に一回目の種まきが終了しました。
小さな小さな種たち。
この中に膨大な情報が詰められていると思うと不思議な気分になる。
印を付けた割り箸で軽く穴を掘り、(赤い印は5ミリの深さ)
穴に種を一つ一つピンセットで入れていく。
個室にお行儀よく入った種たち。
この上に軽ーく土をかぶせて、水をかけて種を湿らせる。
これで休眠状態の種を起こす。
「おーい、もう春だよ。芽を出せー。」みたいな。
まだか弱い種たちは、手厚く温度を暖かく一定に保ってあげないと芽を出さない。
そのために種たちのベッドを準備。
木枠を設置し、断熱材を敷いた上に電熱マットを置く。
そこに湿らせた種たちをそっと置き、
不織布をかけて乾かないようにしてあげる。
早く芽を出して欲しいな。
月のリズムに合わせた農業では、
満月の5日前から満月までに種まきをするといいらしい。
月の満ち欠けによって潮の満ち引きが変わるように、
植物の成長も月のリズムが影響しているらしい。
月のリズムと植物の成長の関係は化学的に証明されているかはわからないけれど、
古代の時代から肌で感じて「普通のこと」として根付いていた事の方が信頼が置けるような気がする。
忠実に月のリズムに沿って農業をしていく、というわけではないけれど、
タイミングが合うときはなるべく合わせていければいいな、と思う。