2013.05.02水やり

仮植後からの水やりは結構大変。

ホースでぶわぁ〜って水やりが出来たら楽なんだけど。

 

実際には計りを使います。

 

あと必需品はスマートフォン。

アプリケーションの「メトロノーム」を使います。

 

電動で一定量の水が出るホースのツマミを調節しながら、

メトロノームのチッチッチッチッというリズムに合わせて、

私の場合は2拍で約20g水が出るようにします。

今日は天気が悪いので、20g。

気温が高くなる日は30gあげます。

 

これは苗が一日生きていくために必要なギリギリな水の量。

 

このギリギリの水を求めて、苗から細かい根が増え伸びていきます。

根がしっかりすれば土からの栄養吸収もよくなって・・・

 

ということで、何はともあれ根が大事!!

 

メトロノームを聞きながら、20gの水を株元に垂らしていきます。

 

チョロチョロ。チョロチョロ。

という感じで一株ずつ水をあげていくので、結構時間がかかる。

 

二人で手分けして行い30分。

つまり、全部で1時間。

 

この30分、1時間という時間が長く感じて、

1年目はこの水やりを音楽に合わせてやっていました。

 

でも育った苗を見て気づいたこのやり方の欠点。

ビートの速さによって水の量が変わってしまう。

ゆるやか〜な音楽に合わせると多量になり、

激しい音楽だと少量に。

 

水の量がバラバラのために目に見えて生育もバラバラになってしまいました。

 

挽回するべく2年目は、心の中で「1、2、1、2、・・・」と

リズムを取りながら水やりをしていましたが、

これもどうしても一定にならない。

 

つい他事を考えてしまい、速くなったり遅くなったり。

 

そして途中でピコンとひらめいた方法。

何でもっと早く気づかなかったんだろう。

毎日触っているはずなのに、スマートフォンを。

アプリケーションで「メトロノーム」を検索したらたくさん出てくる。

 

このおかげで1株目から3,200株目まで一定の水量をあげる事が出来ます。

 

もう、少し大きくなった様な・・・

 

3枚目、4枚目の本葉も出てきました。

 

 

 

それにしても・・・

 

一向に安定しない天候。

天気予報に反して雨ばかり。

 

5月になったというのに昨夜・今夜と霜注意報まで発令。

ビニールハウスの中は保温されているので、

まだ外よりは随分暖かい。

 

それでも苗に低温障害のサイン。

葉の裏の紫色。

苗の「寒いよ寒いよ!」の声なき声。

葉脈まで紫色になったら致命的。

でもまだそこまでは及んでいないので、

「明後日から気温が上がる」という天気予報を信じよう(信じていいのか!?)。

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