2013.04.02カンボジア旅行〜最終章〜

旅行での楽しみは、やっぱり食事。

主食がお米で野菜もたくさん、醤油みたいな味付けが多いカンボジアの料理は

日本人には結構合うんじゃないかな〜。

 

「バーイ チャー」(チャーハン!)パラパラ!

 

ベトナムのフォーに似てる!

 

「バーイ サイチュルク」

甘辛く味付けされた豚肉がご飯の上に乗っています。

朝ご飯メニュー!

 

「アモック」

ココナツの実を削りながら食べます。

スッキリするハーブが入って、女の人が好きそう!

 

「プラホック」

発酵させた魚入りのつけダレ。ピーナツ入りで香ばしく美味しい。

味付けされた牛肉をつけて食べます。お酒の肴に!

↑これでビールも進む。氷を入れて呑みます。

 

カンボジアスウィーツ!

緑のうにょうにょゼリーinココナツミルク。

 

フルーツ売りの自転車。

熟れたマンゴーも食べるけど、青いままのマンゴーも美味しいよって勧められる。

青く固いマンゴーを・・・

塩とか唐辛子とかを混ぜたものをつけて食べるらしい。

「日本人は食べすぎちゃ駄目よ」ってお腹を指しながら言われる。

私は熟れたマンゴーの方が好き。味が濃くてねっとりして本当に美味しい!!

 

素晴らしいパイナップルの飾り切り。

 

 

カンボジアは美味しいものがたくさん。

気候のおかげで、果物の味がどれも濃くて美味しくて安い!

 

 

カンボジアでの移動手段はバイクや車などもありますが、

私たちは主にトゥクトゥクを利用。

 

舗装してある道は揺れもすくなく快適。風も心地よい。

でもまだ舗装していない道もところどころあり、

 

そんな時はこんな風に結構揺れます。

 

でもこれはこれで、楽しい。アトラクションみたい。

 

トゥクトゥクで移動中、日本ではあまり見られない光景にたくさん出会いました。

 

牛が道を横断。

こっちでも、

あっちでも。

 

 

見事な配達テクニック。

写真には撮れなかったけれど、バイクで豚を数頭運んでいる姿も見ました。

 

 

街中停電。信号も機能せず。

けれど、車もバイクもトゥクトゥクも自転車も通行人も、

見事にクロスしながらすり抜けて行く。

 

 

日本の様なガソリンスタンドもあるけれど、

もっと見かけるのは道端で瓶に入ったガソリンを売っている簡易スタンド。

瓶から直接給油中。

 

 

トゥクトゥクで街から1時間。

ガイドさんに観光客がこないローカルなマーケットに連れて来てもらいました。

 

珍味たち。

黄金色の唐揚げカエル。カリッと香ばしい。

 

味付けされた、何かの幼虫。中身濃厚。

 

味付けタガメ。これは食べれませんでした・・・。

 

元気に動いている鳥。これも売り物。

生きたままの方が高く売れるらしい。

 

野菜売り場。

見慣れた物ばかりだけどどの野菜も小さめ。でも、これが原種サイズらしい。

拳よりも小さなスイカも。

 

基本的にみんなの〜んびり。

ハンモックに揺られながら、っていう姿をよく見かける。

 

 

ガイドさんからの提案。

「トゥクトゥクの運転手さんが家族で森の中に住んでいるんだけど、見たい?」

「是非!」と即答。

 

道なき道を進んで行くと・・・

伝統的な高床式住居が2軒。

 

 

ここでもハンモックでの〜んびり。

 

恥ずかしそうに、“遊んでほしい”アピールをする子供達。

お互いに少しずつ距離を縮め、真剣にボールの蹴り合い。

遠巻きに見ているお母さん達からも自然と沸き起こる笑い声や歓声。

最後にはみんな、笑顔でバイバイをしてくれた。

 

遺跡観光もおもしろいけど、こうゆう出会いも心が温まる。

 

 

滞在中は日本語ペラペラの現地のガイドさんに案内を頼んでいたけれど、

やっぱり自分達でも現地の人たちと交流したい。

でもカンボジアの言葉はさっぱりわからない。

 

そんな時に便利な一冊。

「指差し会話帳(カンボジア語)」↓

http://www.yubisashi.com/books/detail.asp?id=725

まったく言葉が通じない同士でも、

この一冊を囲んでお互いに伝えたい単語に指を指し合いながら、

ジェスチャーも加えて何となく意思の疎通が出来てくる。

 

簡単な文章でも伝わるまでに(又は理解するまでに)時間がかかるけど、

「あぁ、そういう事が言いたかったんだ!」って分かると、

なんだかそれだけで感動する。

 

そんな心強い一冊を持って、

レンタル自転車でぶ〜らぶら。

 

のどが乾いたので、果物を買おうと立ち寄った果物屋さん。

 

果物を買おうとお店のお母さんに「指差し会話帳」に見せると、

「何これー!この本欲しい!」みたいな感じで会話帳を囲んで盛り上がる。

 

会話帳で、「果物の写真を撮ってもいい?」って聞くと、

「もちろん!どんどん撮って!」って気持ちよく答えてくれる。

どんどん撮っていたら・・・

 

お店の娘さんがすっと写り込んできた。

 

こんな風に撮れたよ、かわいいね(会話帳で)ってデジカメの画面を見せると、

もう一枚撮って!(ジェスチャーで)とポージング。

ほんと、かわいい・・・

 

帰り際、お母さんが果物をたくさんサービスしてくれ、

そして笑顔で心にしみる言葉をかけてくれた。

「日本に帰ったら、たくさんカンボジアのいいところを日本のみんなに伝えて。

日本からカンボジアにたくさんの人が来てほしいから。」

 

観光地とあって、

妙に上手な日本語で手を引っ張ってくる様な強引な客引きをしてきたり、

観光客には高いお金を払わせようとしてきたり。

観光地で商売する人はそんなもんだよなぁと思っていたけれど、

カンボジアから出た事もなくて街中で商売をしていても

こんな風に広い視野で考えている人もいるのだなぁと、いい意味でショック。

 

いい人に出会ったね、ってほんわかしながら川沿いのベンチで果物を頂く。

 

南国フルーツどれも美味しい!

たくさんあったのに、完食。

 

 

 

すこし前まで続いていた内戦のこと。

悪循環な教育制度。

カンボジアのお金よりもドル札の方が信用力を持っている現実。

「カンボジアのリエル札が普通に使えるようになったら、

本当にカンボジアが復興できたという証」というガイドさんの言葉。

 

暗い過去やそこから立ち上がれていない部分もあるけれど、

今カンボジアで生きている人々の心の中は明るくあってほしいなぁ。

 

またカンボジアに行きたい!

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