家々の軒下にツバメが上手に巣を作り、
卵を温める親鳥の頭がひょこっと出ているのを時々見かけます。

てんとう虫も活動を始めています。
てんとう虫は野菜に付くアブラムシを捕食する農業界のヒーロー。
たくさん増えてほしいなぁ。

今年は晴天が続き気温が高いからか、
苗の開花が例年より一週間ほど早いです。

定植準備を急がなければ!!
今回始めて知り合いの農家さんに画期的な機械を借りました。
その名も「マルチャー」。

「なーに、これ?」

まずはミニトマトを植えるハウスから。
平らに均した地面に、

このマルチャーを後ろに走らせるだけで、キレーイな畝(うね)が出来ていく!

歯車が回転して掘り上げた土を前方の鉄板で平らにしていく仕組み。

このエッジのきいた畝が!

あっという間にできあがり!

そして次は大玉トマトのハウス準備。

このマルチャーが本領発揮するのはここから。
マルチャーにマルチと潅水チューブを取り付け走らせると、

うね立てと、潅水チューブ・マルチ張りを同時にすることができる!

面倒な作業を一度に、しかも一人で、短時間で、そして綺麗に完成させることができるのです。
さっきと同じように、土を掘り上げて上部を平らにすると同時に、
潅水チューブとマルチを敷きながら、それを押さえて土を被せていく・・・
という複雑な動きをこの一台でやってくれる。


毎年この作業で時間がかかっていたけれど、
このマルチャーでかなりの短縮!しかも楽チン!

きっと年齢を重ねるうちに体力もなくなっていくだろうし、
効率的に作業を進めるためにも、
便利な機械があるならば、頼れるところは頼っていきたいな〜
随分前に、
「冷凍トマトでトマト酵母を起こし、トマトパンを作る!」と
息巻いていたのですが・・・・
条件を変えて何度も挑戦したのですが・・・
結論。
「冷凍トマトでは微力の酵母は起こるが、パンを膨らますほどの力のある酵母は起きない」
パンを作るのは無理かぁ。ちぇっ
しかし微力ながらも冷凍トマトから酵母が起きたのは確か。
なんとかこれを使えないかと調べたら、
“酵母がエサを食べ尽くすと、酵母が生み出したアルコールをエサにする酢酸が育つ。
素材を取り出し、冷蔵庫で熟成させればまろやかな酵母酢に”
とのこと。
酵母酢!
お酢!
トマト酢!
パンを作るのは無理でも、
冷凍トマトからトマト酢を作り、マリネとかピクルスを楽しめたらいいな。
(こうなったら意地)
今は棚の奥でひっそりとトマト酢を作っています。

冷凍トマトからの天然酵母パンを作れなかったくやしい気持ちを治めるため、
無難にドライイーストを使い、トマトを練りこんでパンを焼きました。
冷凍保存してあったドライトマトで。固めのパン。


トマトケチャップ&チーズ入りとトマトジャム入り。
ふんわり系で小さめに作って作業中のおやつに。



何のために作るのか。
ただ、楽しみたいだけ!!
山菜がたくさん食卓に上る季節になりました。
「菜」という字は「葉・茎・根などを食用とする草の総称」で、
山で採れるのが「山菜」
野で採れるのが「野菜」。
山菜を食べながら、今年のトマトの豊作を願う。
写真はアズキナのおひたし。
アズキナは飛騨地方独自の呼び名で、正式にはナンテンハギ、というらしい。

仮植をしてから約2週間。
↓これが、

↓こんなに大きくなって葉がかぶさるようになってきました。

葉が重なったままだと、お互いに上に上に伸びようとして、
びよーーんと徒長してひょろひょろの苗になってしまうので、ずらし作業をします。
一個飛ばしでポットを抜き取り、

抜き取ったポットを別の場所にポット一個分の間隔をあけて置いていきます。

ずらし終えた後の苗はやっぱり広々と手を広げてうれしそう。
というより、
窮屈そうだった苗を広々とさせてあげれて、私たちがうれしい。


おや、ポットの底から根がはみ出してきた。
必死に水を探しているのだね。

夕方、軽トラの窓に顎を置きぼーっとしているつくし。

沈みゆく 夕日を眺め 何思う

カメラが近づきすぎてうっとうしかったのか、
ちょっと嫌そうな顔を一瞬されました。

2015.05.02育苗中
雨の降らない日々が続いている上に、
最近では夏日近くまで気温が上昇しています。
暑い・・・
暑い中、最近ではつくしも毎日出勤しています。

斜に構えてポージング。

でも目を離していると気を抜いたのか、大仏顔。

目を軽くつむり瞑想中。近づきがたいオーラ。

一週間前になりますが、苗の仮植を行いました。
小さいセルポットの中ではもうキツキツ。
本葉が重なり合ってどれがどの苗の本葉かわからないほど。

セルポットから苗を一つづつ抜き、

ポットに素早く植えていきます。



広々〜と嬉しそうな苗たち。

昨年の実から種を取って育てている苗もあるのですが、
この「マティーナ」という種類の種に、あきらかに違う種が混ざっていたみたい。

種の時点ではわからなかったけれど、本葉が出てきて発見。
葉の形が明らかに違う。
↓右が「マティーナ」
左が「マティーナ」に種が混ざっていた苗。

つるんとしたマティーナの葉に比べて、ギザギザの葉。
まだ何の苗なのかわからないので、しばらくは名無しです。

もう少し大きくなったら判明するかな。
これも育てる楽しみ。