2014.01.24ケチャップ作り
冬の間は時間がたっぷり。
その為に夏の間、ケチャップ用にトマトを仕込んでおきました。
トマトをジュース状にして皮と種を除き、冷凍。
長い間眠らせていましたが、この度やっと使う事が出来ました。
以前東京で「てづくりケチャップワークショップ@IID」をさせてもらった時は
生のトマトから作ったけれど、今回は冷凍トマト汁を使用。
味の違いはあるのか、半分実験です。
家庭の台所では火力が頼りないので近所の食堂で厨房を借り、
カチカチのトマト汁を解凍するところから。
夏ならば、
このままトマトシャーベットとして食べちゃいたいくらいキレイな真っ赤。
やっぱり業務用ガスは火力が強い。
あっという間に溶けていく。
今回は砂糖を少なめにし、玉ねぎを多めにする事で甘みを出します。
玉ねぎを少量のトマト汁とミキサーで撹拌。
ドロドロにして鍋に投入。
ハーブは好きなものを。
雪の下から掘り出した自家栽培タイム。
大好きなタイムの香り。もっとたくさん入れればよかった。
粉状のものは直接に、粒状のものは取り出しやすい様にお茶パックを利用。
写真はクローブ、セージ、ローリエ。
お酢投入。
前回はワインビネガーを使ったけれど、今回はさわやかなリンゴ酢。
塩で味を引き締めて、あとはコトコト煮込むだけ。
だいたい半量になったところで瓶詰め!
熱湯殺菌した瓶にケチャップを詰め、再び煮沸消毒。
途中、味見をする度に段々と味が濃くなっていって、
その度に二人とも「おぉ〜」思わず声が漏れる。
化学合成農薬を使わず育てたトマトを樹で真っ赤になるまで熟させ、
増粘安定剤などの添加物を加えずにコトコト煮込んだトマトケチャップ。
そりゃ、美味しい。
自分の体を作る食べ物。
心から安心して食べられるものを手に入れるのが大変な今、
自分の手で作る程安心出来るものはないよなぁ。