お取り寄せが始まり、
たくさんの方にトマトをお届けすることができてうれしい。

よく「トマトの美味しい食べ方を教えて欲しい」と聞かれます。
青空の下、農園でもぎたての実をかぶりつく、かなぁ
という答えを期待されていないことは十分承知しているので心の中でつぶやくだけにする。
なので、「冷やしトマト」について。
トマトの味を充分に堪能するための保存と冷やし方のコツ。
暑い夏はキンッキンに冷えたトマトを食べたい気分になるけれど、
トマトは冷えすぎると本来の味がわからなくなってしまう。
まだ充分に熟していないトマトはザルなどに置いて常温で保存。
完熟したらすぐに食べましょう。

食べる30分くらい前に冷蔵庫の野菜室に入れて冷やす。だけ!
あまり冷やしすぎないのがコツ。
食べきれないほどに完熟トマトがたくさんあるとき。
完熟したまま常温に置いておくと旨味が薄れていってしまうので、
そのときは一つずつラップで包み、ヘタを下にして野菜室へ。
料理をする30分くらい前に冷蔵庫から出しておきます。
ミニトマトも、
あまり冷えていない方がトマトの味を堪能できると思う。
美味しいトマトを美味しく食べるために。
少し気を付けるだけで全然違いますよ。
飛騨地方は岐阜県ではあるけれど、
私たちが住む宮川町は富山県境。
なので、
東海地方の梅雨入りのニュースがあっても一向に雨が降らず、
先日の「北陸地方が梅雨入り」の発表があってから湿気の多い毎日です。

昨年の冬に仕込んだもみがら堆肥(→「2015.1.03もみがら堆肥作り」)。
試しに一棟にだけ使ってみることにしました。
もみがら、油かす、米ぬか、微生物を発酵させて作ったもみがら堆肥。

まだ丸裸のうねの上にかけてマルチングしていきます。

もみがらなのでサラサラしていて軽い軽い!

あっという間に終了!

発酵中は独特の匂いがするけれど、
「完全発酵」させたものは全然くさくないのです。
くんくん

通路にも敷き詰めて、見た目にも涼しげ!

隣のハウスは牛糞堆肥のマルチ+通路ワラ。
(こちらも完全発酵したものなのでぜーんぜん臭わない)


ビニールマルチでも雑草対策や土の保湿などができるのだけど、
有機物でマルチをする理由は、
有機物が餌や住処になって微生物がどんどん増えていく。
そして微生物が増えることにより、
土が良くなりトマトが美味しくなる!はず!
2015年も半分を過ぎました。早いなぁ。
子供の頃はもっと一年がゆっくり過ぎていたような。

山深いここ飛騨にもやっと田植えの時期がやってきました。
5月末の週末は集落の方々も一斉に田植え作業。

山間なので小さな田んぼが段々になっていて、
大きな機械よりも手植えの方が早く作業を終えられるということもあり、
今年もお友達に手伝いに来てもらいました。
師匠は御年93歳。強靭な足腰!

参加者はみんな移住者。
普段の仕事から離れ、リフレッシュを兼ねて嬉々と田植え作業開始。


次の日はかなりの筋肉痛・・・。
普段使わない筋肉を鍛えられたと思えばラッキー(かな)。
稲刈りまで水の管理などをしなければいけないけれど、
秋の新米が楽しみだなぁ。
そして、トマトの定植も5月末に行いました。
この時期は植え付けラッシュ!
苗の状態はまさに定植をするべきタイミング!
今年はポット用の土をちゃんとふるったり(2014.11.29「土ふるい」)、
肥料などを自分たちで調合したり(2015.4.23「ポット土準備」。
赤ちゃんの布団の役割のような育苗の土をこだわって作ってみました。
その効果が出たのか、
根がたくさん張り、茎がまっすぐにかつしっかりとした苗になりました。
花も大きめで、良い実を期待できるのでは!?

苗のためにハウス内の定植準備も急ピッチ。
支柱が竹林みたいで美しい。

トマトの定植にもお友達(この子も移住者)が手伝いに来てくれました。
まずは育苗ハウスから苗を運び、支柱の横に開けた穴にポットのまま置いていき、


花が咲く向きを揃えて、苗をポットから外しながら穴に戻し入れていく。

水で土を流し空間を埋め、密着させる。

定植終了!!こちらはミニトマト。

黒マルチには大玉トマト。

作業後のお友達の声。
「楽しかったー。久しぶりに運動した!これやせるわ〜」
こちらは定植がはかどり、
お友達はリフレッシュ&運動効果。
いいとこ取りで結果オーライ。
そして、定植して4日後。
小さい実を発見!!
まだ赤ちゃんの小指くらいに小さい実。
美味しく育ちますように!!!!

家々の軒下にツバメが上手に巣を作り、
卵を温める親鳥の頭がひょこっと出ているのを時々見かけます。

てんとう虫も活動を始めています。
てんとう虫は野菜に付くアブラムシを捕食する農業界のヒーロー。
たくさん増えてほしいなぁ。

今年は晴天が続き気温が高いからか、
苗の開花が例年より一週間ほど早いです。

定植準備を急がなければ!!
今回始めて知り合いの農家さんに画期的な機械を借りました。
その名も「マルチャー」。

「なーに、これ?」

まずはミニトマトを植えるハウスから。
平らに均した地面に、

このマルチャーを後ろに走らせるだけで、キレーイな畝(うね)が出来ていく!

歯車が回転して掘り上げた土を前方の鉄板で平らにしていく仕組み。

このエッジのきいた畝が!

あっという間にできあがり!

そして次は大玉トマトのハウス準備。

このマルチャーが本領発揮するのはここから。
マルチャーにマルチと潅水チューブを取り付け走らせると、

うね立てと、潅水チューブ・マルチ張りを同時にすることができる!

面倒な作業を一度に、しかも一人で、短時間で、そして綺麗に完成させることができるのです。
さっきと同じように、土を掘り上げて上部を平らにすると同時に、
潅水チューブとマルチを敷きながら、それを押さえて土を被せていく・・・
という複雑な動きをこの一台でやってくれる。


毎年この作業で時間がかかっていたけれど、
このマルチャーでかなりの短縮!しかも楽チン!

きっと年齢を重ねるうちに体力もなくなっていくだろうし、
効率的に作業を進めるためにも、
便利な機械があるならば、頼れるところは頼っていきたいな〜
随分前に、
「冷凍トマトでトマト酵母を起こし、トマトパンを作る!」と
息巻いていたのですが・・・・
条件を変えて何度も挑戦したのですが・・・
結論。
「冷凍トマトでは微力の酵母は起こるが、パンを膨らますほどの力のある酵母は起きない」
パンを作るのは無理かぁ。ちぇっ
しかし微力ながらも冷凍トマトから酵母が起きたのは確か。
なんとかこれを使えないかと調べたら、
“酵母がエサを食べ尽くすと、酵母が生み出したアルコールをエサにする酢酸が育つ。
素材を取り出し、冷蔵庫で熟成させればまろやかな酵母酢に”
とのこと。
酵母酢!
お酢!
トマト酢!
パンを作るのは無理でも、
冷凍トマトからトマト酢を作り、マリネとかピクルスを楽しめたらいいな。
(こうなったら意地)
今は棚の奥でひっそりとトマト酢を作っています。

冷凍トマトからの天然酵母パンを作れなかったくやしい気持ちを治めるため、
無難にドライイーストを使い、トマトを練りこんでパンを焼きました。
冷凍保存してあったドライトマトで。固めのパン。


トマトケチャップ&チーズ入りとトマトジャム入り。
ふんわり系で小さめに作って作業中のおやつに。



何のために作るのか。
ただ、楽しみたいだけ!!