2013年6月 のアーカイブ

2013.06.29結夏・ミニトマト定植完了

最近のユキオ。

 

よくここにのぼっています。

凛々しい姿。

 

真正面からのアングル。

目が笑っているみたい。ニコニコ。

 

 

そして

最近のいつものつくし。

隙あらば寝ています。ゴロゴロ。

 

つくし出勤時。

ユキオの存在が気になるご様子。

 

 

さて。

残る結夏(ゆいか)1,000本とミニトマト500本の定植。

 

お友達夫婦が手伝いに来てくれました。

やる気満々の二人。

「トマトの定植作業は初めて!」と言っていたけれど・・・

 

すっごい速い!しかも要領がいい!

あっという間に終了。

速すぎて作業風景の写真を取り損ね。

 

定植後の結夏。

 

ミニトマト達。

ミニトマトは黒ビニールのマルチではなく、

試しに堆肥マルチにしてみました。

 

 

作業後ゴロゴロするかわいい二人。

 

「楽しかった!」と言ってもらえて良かった〜。

 

 

結夏も桃太郎トマト同様、マルハナバチで受粉させます。

 

蜂箱をもう一箱購入。

 

50匹の蜂が郵送で届きます。

配達員が、蜂のブンブンという音にビクビクしながら届けてくれました。

 

こちらにも箱を浮かせて日よけを完備。

 

入り口を開けると、飛び出す先頭隊の一匹。

 

入り口に頭を向けてしばらく羽を揺らしてからどこかに飛んでいく様子は、

中にいる仲間達に「外に出ても大丈夫だよ」と伝えているみたいで

なんだか可愛い。

 

 

そして早速働き始めました。

働き者!

 

手伝いに来てくれたご夫婦、

ハチ。

 

みんなありがとう!

 

2013.06.19桃太郎にマルハナバチ導入

大玉トマト・桃太郎を定植して約2週間。

まだ一度も水を与えていません!

 

この時期に水をしぼることで、

定植する前に充分に湿らせた土の水分を求めて、

新しい根を下に横に伸ばさせます。

 

2週間水を与えていなくても、

萎れるどころか、ピンと張りのある葉になり、

ぐんぐんと大きくなってきました。

 

 

そして早朝、葉に小さな水滴が数カ所。

きらきら!きれい!

 

これは根が土の中の水を吸収している証拠。

「根がちゃんと動いているよ!」というメッセージ。

 

そして肝心なのが、着果。(当たり前ですが!)

トマトの樹が実をつけることです。

 

トマトは一つの花の中にめしべとおしべがあります。

 

花粉を出すおしべと、実となるめしべが別々の花にある植物では、

受粉の媒介となる虫を呼ぶために花蜜を作ります。

しかしトマトの花は全ての過程が一つの花の中で行われるので、

虫を呼ぶ必要がなく、花蜜が作られません。

 

そしてトマトの花は

風による振動で自家受粉するしくみになっています。

効率的!!

 

ただ、ハウス栽培では

風が全ての樹に万遍なく当たるわけではありません。

 

ということで、マルハナバチを導入しました!!

 

ハチと言えば、花蜜を集めるミツバチですが、

花蜜の無いトマトの花にミツバチは寄ってきません。

 

しかしこのマルハナバチはミツバチとは異なり、

花粉だけの花にも寄って来て、食用に花粉を集める性質があります。

そして花粉を集める時に体を振動させるため、

花の受粉活動を助けてくれます!

(しかもよっぽど人には刺しません)

 

 

ただし気をつけなければいけない、

とても大切なことが一つ。

 

このマルハナバチは

人為的にこの地域に持ち込むので、外来生物です。

この地域の生態系を壊さないために、

ネットでハウスを覆い、

マルハナバチがハウス外に逃亡しないようにします。

周りとの兼ね合いも大事にしなければ。

 

 

 

マルハナバチの性質として、

気温が30℃以上になると働きが悪くなってしまいます。

ということで、気温上昇を抑えるワラを通路に敷きました。

 

ワラはトマトの高温障害対策にも効果的!

 

ふかふかしていて、つくしも寝心地がいいみたい。

ウトウト。

パタリ。

 

 

そしていよいよ、

マルハナバチの巣箱を設置。

もうこの中にマルハナバチが住んでいます。

 

浮かせて空気の通りを良くし、日よけにすだれも付けてあげました。

 

青い部分にある穴が、マルハナバチの玄関。

 

出てきました!

 

ブ〜ンと飛んでいき、

花につかまって花粉を集めています!

 

ブンブン震えてる!

 

何だかかわいい。

 

これがマルハナバチが花粉を集めた証拠。

花の先の方に傷がついた様な跡。

バイトマークと言います。

 

観察していると、

次から次へとブンブン花粉を集めていました!

 

 

それにしても、

犬、ヤギ、ハチ。

農園にどんどん生き物が増えていきます。

 

 

2013.06.16雨のちユキオの初出勤

昨日は久しぶりの雨。

梅雨入り宣言が出されてから約2週間。

一回も雨が降りませんでした。

 

小雨程度でしたが、

カサカサの大地と空気を

少しだけ潤してくれました。

 

先日来たヤギのユキオ。

ヤギは雨に弱いらしいので、雨が止むまで小屋の中。

 

相手が出れないと分かると気が大きくなるのか、

つくしがユキオにちょっかいを出しまくり。

 

「おーい、元気か?」(窓から覗き見)

 

「おーい」(下から覗き見)

 

「出てこいよ!」(曇り顔のユキオ)

 

「おーーーい、何やってんの?!」(しつこい)

 

「おーい元気?」(本当にしつこい)

 

 

つくし、これは恋ですか?

 

 

 

つくしの執拗なアタックに逃げ腰なユキオ。

まだ生後2ヶ月ですから。

そりゃぁコワいよね。

 

 

 

雨が上がった後、

ユキオを農園に連れて行ってみました!

 

まだユキオがつくしを怖がっている感じ。

しばらくは、

午前中の早番はユキオ。

午後の遅番はつくし。

シフト制の出勤とします。

 

 

ユキオ、初めての農園出勤。

 

早速、お好みの草を発見。

 

モリモリムシャムシャ。

 

雨上がりの青空と

緑の山に映えるユキオの眩しい白い毛。

 

 

私達が作業中に

農園の草をどんどん食べてもらうはずだったのですが。

 

子ヤギだから仕方ないのか、

ユキオはかなりの寂しがり屋。

 

私達が離れると、

「メェェェェェェ」と

鳴きながらついてきます。

 

困った。

 

 

でも、

 

かわいい!

 

 

 

「おーい、ユキオ!こっち来い!」

 

「メェェェ」

 

 

か、かわいい!!!

 

 

そして旦那さん、まるでペーター!

 

 

私「ペーターみたいだね」

旦那さん「そういえば似てるって言われた事がある」

 

そういえば。

私も昔、ハイジに似てるって言われた事がある。

 

ペーター似とハイジ似の二人。

ヤギが寄って来ちゃうのは仕方がない。

 

 

しばらくは、

ユキオの視界に入る範囲で作業してあげようかなぁ。

 

 

 

そして午後出勤のつくし。

 

落ち着いた様子。

奥にある、定植前の苗の守り番をしてくれています。

 

 

2013.06.14ヤギが来ました

ついに、ヤギがやってきました!

 

受け取り先のお宅にて。

最後の家族写真。

 

うちに来るのは一番左の小さい子ヤギ。

 

飼うためには名前を付けなければ。

ヤギと言えば、やっぱり「ユキちゃん」でしょう。

 

でもこの子はオスなので、

ユキオ」に決めました。

 

 

動物が嫌いってわけでも、

かといって大好きってわけでもなく、

犬猫くらいしか馴染みがない私にとって

ヤギって凄く不思議な生き物。

 

 

背中にたてがみみたいなのがあるし、

 

首が細くて頭が小さい。

おまけに角が生えている。

そして耳が長くて横にピンってしている。

 

脚は馬とか牛の蹄みたいなのがあって、

しっぽは短くピコピコ動いている。

 

目は猫みたいに、

明るい所では黒目が細くて(横に)、

暗い所では黒目が丸く大きくなる。

 

 

ムシャムシャと草を食べる姿も不思議。

 

どんな草でもいいのかと思いきや、

一応選んでいるみたい。

 

ユキオはクローバーが好み。

あと、スギナも引きちぎりながらよく食べています。

 

 

 

小屋に入れてみました。

 

 

窓から覗くと寄ってきます。

 

草をあげると食べてくれます。

なんだかうれしい。

 

 

 

ヤギは攻撃や力を誇示する時に

勢いをつけて頭突きをしてくると聞いていたけれど、

 

ユキオは性格が穏やかなのか、

まだ子供だからなのか。

 

ゆら〜と近づいてきて、

頭をくにゃ〜んと曲げながら

ゆっくりと頭を私の足に押し付けてきます。

 

押し付けた後にググッと力を入れてくるけれど、

角の間に私の足がはまる形になるので全然痛くない。

 

でもこれって何をしてきているんだろう。

 

嫌われているのか、

それとも遊んでいるのか。

 

うーん、不思議。

 

 

 

そして難関。

つくしとのご対面。

 

お互いに牽制しながら近づく。

2匹ともビクビク。

 

「クゥンクゥン」と声を出し、

そっと匂いを嗅ぐつくし。

チョンっと触れると、

ビクッとして離れる2匹。

 

そしてまた匂いを嗅ぎに近づくつくし。

つくしに頭を向けるユキオ。

喧嘩が始まるのではないか、とドキドキする私達。

 

しかしまた、

チョンっと触れてビクッと離れる。

 

 

この繰り返し。

 

 

でも離れると、

やっぱり気になる。

 

仲良くなるといいなぁ。

 

 

自然の中に柴犬とヤギのいる風景。

のどか!!

2013.06.11草刈り&ヤギ

農業は雑草との戦い。

 

苗の管理や定植準備などに没頭していると、

 

あっという間に草ぼーぼー。

 

本当に、あっという間。

 

除草剤は使いたくない。

でも放っておくと虫の住処になってしまうので、

草刈りをします!

 

 

刃がついた草刈り機は重たいしコワイし・・・

しばらくは旦那さん頼みだった草刈り作業。

 

この器具の存在をしってからは、

私も手伝うようになりました。

 

というか、

けっこう草刈りにはまっています。

 

従来の金属製の刃ではなく、

ヒモで草を切るタイプ。

 

軽いし、細い紐だからコワくない。

 

そしてこの草刈り機の一番面白いトコロ。

エンジンをかけると、紐が高速回転し見えなくなる。

そのままヘッドを草に近づけると、

 

 

勝手に草が倒れていくみたい!!!

ハンドパワー!!!

 

 

広い空き地もバタバタと草が倒れていって、

スッキリ!!

 

気分もスッキリ!!

ストレス解消にもおすすめ〜

 

 

 

だけど。

 

確かに草刈りは結構好きだけど。

 

 

定植が終わっても、

苗の管理や手入れの作業が増えていく。

草刈りをしている時間があったら、

苗に手をかけたい。

 

でも草ぼーぼーも困る。

 

 

ということで、

ヤギを飼うことにしました!

 

雑草をヤギに食べてもらいます。

 

除草効果を狙って、

ヤギを放牧する自治体が増えている話を良く聞く。

 

除草剤も要らないし経費削減にもなる。

ヤギに必要なエサは私達の要らない雑草。

 

ヤギって 、

一日中ずーーっと雑草を食べるみたい。

 

何より、

ヤギがムシャムシャ草を食べている風景って、

想像するだけでのどか〜な雰囲気。

 

 

 

夜は小屋に入れておく必要があるので、

ヤギが来る前にヤギ小屋建設!

 

忙しい中、

大工であるお友達のK君夫妻が

ヤギ小屋建設のために駆けつけてくれました。

 

詰め込んだ大量の木材や機材のために、

「車がウィリーしそうになったよ。」と目を細めるK君。

 

ありがたい。

 

木材をどんどん切って基礎作り。

 

壁となる板も取り付けて、

 

防腐剤を塗って、

二日がかりで取りあえず完成!

 

半分上がりを作ってあります。

 

 

窓もあります。

ここからヤギが顔を出したり・・・。

 

後日、開閉できる窓扉を取り付けます。

小屋を作りながら「窓に扉を付けよう」ということになり、

蝶番などの材料がなかったため。

 

細かい所まで微調整しながら作り上げてくれました。

さすがプロ。

 

微力ながら私達もお手伝い。

旦那さんは大工道具に色めき立ち、

「すごい〜かっこい〜」と繰り返していました。

オトコのロマン?

やっぱり機械とか好きなのね。

 

イメージ写真。

つくしを中に入れてみました。

 

つくしにもついに後輩が。

仲良くしてくれるかなぁ。