2012.10.16カンキット
最近朝晩の気温が一桁になってきました。
寒い・・・。
昼間の気温も、晴天の日ですら20℃を少し上回るくらい。
寒い・・・。
気温が低くなるとトマトが赤くなりにくいので、
今までネットをかけていたサイドと正面裏面(妻面・つまめん といいます)をビニールで覆います。
ビニールで覆うことで、ハウス内を外気温よりも高く保温することができます。
と言ってもハウス内を加温するわけではないので、
ここ最近ではトマトの色づきがすごくすごくゆっくりです。
ビニールを閉めっぱなしだと湿気がこもりカビが蔓延してしまうので、必ず換気をします。
山間ということもあり、ビニールハウスに陽が当たり始めるのは8時半頃。
その頃にまずは妻面のビニールを開けます。紐とリングとS字フックを活用!
次にサイドのビニールを上げる作業をするのですが、ハウスの長さは50m。
50mのビニールをいちいち手で上げていたのではもの凄く時間がかかります。
ここで活躍するのが・・・カンキット!(換気をする道具だから・・・?)
カンキットにハウスと同じ長さのパイプを差し込み、
そのパイプにサイドビニールの裾を少し巻き付けて留めておきます。
そして、カンキットのハンドルを・・・
ぐるぐる、ぐるぐるまわします。
すると、カンキットに差し込んであるパイプもぐるぐるまわり、
パイプに巻き付けてあるビニールも・・・・
くるくる、くるくる、くるくる、くるくる。
一人で50mのビニールを30秒ほどで上げることができます!!
夕方、日が落ちると急に気温が下がってくるので、朝とは逆の作業をしてビニールを閉めます。
ここでも活躍のカンキット。
カンキットのおかげで、保温作業をスムーズに行うことができています!
これで少しでもトマトの色づきが早まるといいのですが・・・