2016.05.11ポット土準備
4月29日
地区の春祭りが行われました。
太鼓と笛の音色と共に獅子が一軒一軒周って舞を披露します。
どうやら、
地区ごとで荒々しい舞とか大人しい舞など、なんとなく獅子舞の雰囲気が違うらしい。
そしてみんなそれぞれ自分の地区の舞が一番いいと思っていて微笑ましい。
まだ寒い3月、ポットに詰める土の準備を始めました。
近所のおじさんに混ぜる機械を借りて、
畑の土、堆肥(微生物の餌)、油かす(肥料分)、ピートモス(保肥性・保水性・通気性)、
鉱物(排水性)、昆布堆肥(ミネラル補給)を満遍なく混ぜ混ぜ。
有機肥料は馴染むのに時間がかかるので早めに混ぜ、
小袋に入れて一ヶ月は置いておきます。
そして、4月。
種まきなどと同時にポットに土を詰める作業をしていきます。
毎年大活躍のスピードポッター。
丸い穴の空いた黒いカバーを外し、格子状の仕切りにポットを一つずつ入れ、
穴あきカバーをかぶせ、上から土を乗せてすり切ると、
一気に60個のポットに土を詰めることができます!
スピードポッターは単純な作りだけどかなり使える。
この作業を何回か繰り返して、今回の必要分を準備。
この土に水をかけます。
土全体が湿るようにたっぷり、たっぷり。
その上からビニールをぴっちりとかけ太陽光でポット土を熱します。
このまま10日あまり放置。
この作業の目的は、
・ポット土に紛れ込んでいる雑草の種を熱で焼く
・悪い菌の殺菌効果
あらかじめ土に殺菌剤などを混ぜる方もいるけれど、
水+ビニール+太陽光でできるなら、安心で楽チン。
そして本葉が出てきた苗をこのポット土に植え替えました(仮植)。
このポット土は通気性を良くするピートモスを入れたりしているためふかふかに柔らかい。
ここで根がしっかり張った丈夫な苗に育てることで、
後で畑に定植した時に土中の栄養分を十分に吸えるようになる。
まだ根も細かく頼りない小さな苗を、柔らかい土で伸び伸びと根を張らせるように育てます。
今年の春は台風のような暴風が吹く晩が2回もあり、
ビニールがめくれて寒さに当たり、苗の成長が一時期止まってしまったことがありました。
もうダメかなぁ〜と心配していたけれど、その後ゆっくりゆっくり大きくなり、
隣の苗に葉が届きそうなくらいになりました。ホッ
この葉が隣同士重なるようになってきたら、ポットの間隔をあける作業をします!