2015.09.27稲刈り&はさ干し

今年もやってきたこの季節。

稲刈り

今年はお盆後にずーーっと雨続きで田が乾かず、昨年よりも数週間遅れての稲刈り。

田がまだ湿っているけれど、思い切って実行!

 

まずは稲刈り機で稲を刈る。

ガチャン、ガチャンと一定の量が紐で束ねられて出てくる。

 

昔はこの作業も人の手で行っていたのだなぁ。

鎌で刈り取って一束ずつ手で縛る・・・気が遠くなる。

 

今回は豊田市から1人、名古屋市から4人組が手伝いに来てくれる予定だったのだけど。

予定のお昼頃に到着したのは豊田市からの1人だけ。

世間の祝日とは関係ない暮らしをしているからピンときていなかったけれど、

今年はシルバーウィークという中型連休の影響で日本各地で渋滞だらけ。

名古屋市からの4人組も見事に渋滞にはまりまくったみたいで、

「ごめん・・・全然、全然、車が動かないよ」という連絡を何度かもらう。

 

単純作業だから人数が多い方が効率良く終わるのだけど、

まぁ、3人でもなんとかなるでしょ。

 

稲を刈り取って開けた田んぼに稲架(はさ)を組み立てて稲を掛けていく。

 

稲の束を半分に割って、紐で縛られたところを掛けていく。

 

たくさん掛けれるようにギュウギュウに。

なんだか、きれい。

 

端から端まで掛けれたら、2段目・3段目に。

 

3段目ともなると背伸びしながら「えいやっ」と半分投げる感じになってしまう。

ぴっちりときれいに掛けていきたいんだけどな。

 

稲を全部掛けれたら上にビニールシートをかぶせる。

でもなぁ、この青いビニールシートは山々の景観には合わないなと思う。

 

「終わったーーー!」と3人で喜び合っている時に、

「ごめーん!お待たせー!」と残り4人がちょうど到着。

通常の2倍以上の時間をかけて来てくれたにもかかわらず、何もやることなし。

 

わざわざ山の中に来てくれたことだし・・・

せめて夜だけでも楽しく過ごしてほしいな、ということで。

ナチュールみやがわにて夜の宴!

 

毎年脱穀した日に「めしの友大会」(→昨年の様子)を開催しているけれど、

今回はまだ稲を刈ったばかりで、10日ほど天日干しにするのでまだ新米は食べれず。

それでも、今年の新米に向けて熱い想いのぶつけ合い。

 

イワシの醤油風味(缶詰め)

飛騨の味「めしどろぼう」(赤カブ漬物の千切り)

牡蠣のオイル漬け(おいしいけどご飯よりもパスタだなぁ)

そして優勝は、

名古屋コーチンのそぼろ(以前にも出来てたような気も)

 

今回の「めしの友大会」は参加人数も少なく、

内2人が初参加なのでいつもの白熱した感じではなく和気藹々とした会でした。

脱穀が終わり今年の新米が出来上がった時に緊張感漂う本当の「めしの友大会」を開催したい。

 

翌朝、見事な秋晴れ!

 

 

人工物が一切目に入らない壮大な景色の中、山に向かって一人ラジオ体操をしている方も。

それくらい気持ちの良い朝。

 

ブランチに、こちらも恒例。クロックムッシュ

準備:サンドウィッチ切りの食パンにホワイトソースを塗り、

ハム・スライストマト・チーズを乗せて、自家製バジルソースを塗った食パンで挟む。

 

管理棟からBBQセットを借りて、

 

遠火で焼く!

 

ブロックチェックがかわいい。

 

何度か裏返して、

表面がカリッとしてチーズがとろーりと溶けたら出来上がり!

 

美味しい美味しい!!

 

この最高のロケーション!言うことなし!

 

初めての農業体験に意気込んで来てくれた子たちも、

今回はそれを「渋滞」というどうしようもない事情に阻まれたけれど、

都会ではできない体験がここでは一年中できるから、

(何もしないで過ごすことも一つの体験だったりする)

いつでもふらりと来てほしいなぁと思う。

 

 

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