2015.09.15摘芯・Uターン
長雨、大雨を脱し久しぶりに晴れが続いています。
朝晩は寒さを感じることもあるけれど、秋が近づいている感じはうれしいな。
白いユキオは青空が似合う。
つくしも外でゴロゴロできてうれしそう。
草むらが似合うなぁ。
お隣の田んぼの稲刈り寸前のぱんぱんに実がつまった稲穂たち。
毎年恒例の景色だけれど、毎年きれいだなぁと思う。
秋の風にススキがゆらゆら揺れる景色に癒される。
只今、ハウスの中はそびえ立つ緑の壁。
計画では11月中に今年の収穫を終えます。
この終息に向けて「摘芯」という作業をします。
無駄に樹を伸ばし続けるのではなく、
成長を止めることで残る花や実に栄養を届けるため。
字のごとく、芯を摘む作業。
樹の先の「成長点」を、
ピッと指でつまんで取ります。
最後まで実が美味しく育ちますように。
そして、樹の誘引方法。
トマトの樹は条件が揃えばずーっと伸び続ける。
一年中同じ樹で収穫するオランダでは12〜13mにもなるそう。
樹の誘引方法はいろいろあるけれど、
私たちは「Uターン」をさせています。
伸びた茎を、支柱をつなげている番線のところでグイッと逆さにUターン。
逆さになっても大丈夫?と思うけれど、
実の重さで茎は下に下がっても、先は太陽の光を求めてクイっと上を向くのです。
この先に付いている小さな実まで収穫できますように!