2014.11.15ヨシの鋤き込み
ここ何日かで一気に気温が下がり、飛騨地方でも各地で雪予報。
私達が住む宮川町は山の中だけど、飛騨市の中でも海抜が低い位置にあるからか、
みぞれは降るけれどまだ雪は降っていない。
地元の人によると、
目印の大イチョウの樹の葉が全部落ちたら積雪になるそう。
紅葉したオレンジや赤色の樹の中で鮮やかな黄色がきれい。
あと少し、かな。
雪が振る前に作業を全部終わらせたい!
全ハウスのトマトの樹の株を抜き、
晴れた日に天井ビニールを一気に下ろしました。
あとは、来年用の土づくり。
以前積んでおいた葦(よし)の鋤き込みを行いました。
→(葦集め)
またまた裁断機を拝借し、
土の中で分解されやすいように葦を細かく裁断。
後でハウス内にばらまくため、軽トラの荷台にどんどん積んでいく。
カラカラに乾いた葦はすごく軽い。
スコップで少しずつハウス内にばらまくのもあっという間。
楽チン楽チン。
来年の為に土の中に腐植(ふしょく)をつくることが最大の目的。
腐植とは壌中の動植物、微生物の遺体が分解変化した黒っぽい物質。
土壌中に腐植物質が多く存在するほど地力が高く、腐植は土壌中でいくつかの重要な働きをしています。
ストロー状になっている葦を土の中にすき込むことで、
腐植を作るための微生物の分解活動に必要な空気を取り込む事ができ、
さらに葦自身も腐り分解されて腐植となっていく。
葦をまき終わったらトラクターで土にすき込み、
今年の作業は終了!!!!
来年も良い土でトマトを育てられますように!