2013.12.07ライ麦畑
あっという間に、師走。
向こうの方の標高の高い山が白くなってきました。
寒くなるにつれて、
徐々に山が下の方まで白くなっていきます。
そして晴れた日。本当にきれい。
青い空。
白い山。
針葉樹の緑。
紅葉の黄色、赤。(撮影日11月中旬)
そしてこちらも。
寒くなるにつれて、モコモコになっていくユキオの体毛。
厚手のコートをまとったツクシには調度いい季節みたい。
今年初の試み。
ライ麦を撒きました!
二毛作、というわけではなく来年の土のため!
目的は2つ。
①連作障害を緩和させるため。
同じ場所に同じ作物を毎年作ることにより、
土壌の栄養分が偏り、作物が育ちにくくなってしまいます。
連作にならないように、トマト→ライ麦→トマトとなるようにします。
②クリーニングクロップとして。
トマトを栽培している際に施肥した肥料分が土中に残り、
来年のトマトの樹にとても影響してしまいます。
土壌をリセットするため、ライ麦に余分な肥料分を吸わせます。
このようにリセット目的で育てる作物をクリーニングクロップといいます。
小さい種等をまく散粒機。(ピンぼけ!)
古いけれどまだ現役。
この散粒機にライ麦を入れ、
歩きながら丸いレバーをくるくる回し、散布します。
そして散布して約3週間後。ライ麦畑になってきた!
『ライ麦をまく』ということになったとき、
「ライ麦を粉にして、
トマトで天然酵母を作って、
それでライ麦パンを作って、
長九郎トマトやハーブを挟んだりして、
完全な『長九郎サンド』を作れたらいいなぁ〜」なんてポヤ〜っと夢見ていたら、
「あ、ライ麦は収穫しないからね。穂がなる前に刈っちゃうからね」とあっさり言われました。
ライ麦の穂が出来るころは6月。
その頃にはもう定植準備をしています。
時期的にライ麦収穫は無理みたい。残念。
そして総仕上げ。
まずはスノーポール設置。
2メートル級の積雪にググッと下から支えます。
まっすぐ垂直に。
A型の二人。微調整を繰り返しビシッとそろっていい感じ。
完全に今年の仕事が終了しました!!
春まで休業!!!