飛騨地方は岐阜県ではあるけれど、
私たちが住む宮川町は富山県境。
なので、
東海地方の梅雨入りのニュースがあっても一向に雨が降らず、
先日の「北陸地方が梅雨入り」の発表があってから湿気の多い毎日です。

昨年の冬に仕込んだもみがら堆肥(→「2015.1.03もみがら堆肥作り」)。
試しに一棟にだけ使ってみることにしました。
もみがら、油かす、米ぬか、微生物を発酵させて作ったもみがら堆肥。

まだ丸裸のうねの上にかけてマルチングしていきます。

もみがらなのでサラサラしていて軽い軽い!

あっという間に終了!

発酵中は独特の匂いがするけれど、
「完全発酵」させたものは全然くさくないのです。
くんくん

通路にも敷き詰めて、見た目にも涼しげ!

隣のハウスは牛糞堆肥のマルチ+通路ワラ。
(こちらも完全発酵したものなのでぜーんぜん臭わない)


ビニールマルチでも雑草対策や土の保湿などができるのだけど、
有機物でマルチをする理由は、
有機物が餌や住処になって微生物がどんどん増えていく。
そして微生物が増えることにより、
土が良くなりトマトが美味しくなる!はず!
2015年も半分を過ぎました。早いなぁ。
子供の頃はもっと一年がゆっくり過ぎていたような。

山深いここ飛騨にもやっと田植えの時期がやってきました。
5月末の週末は集落の方々も一斉に田植え作業。

山間なので小さな田んぼが段々になっていて、
大きな機械よりも手植えの方が早く作業を終えられるということもあり、
今年もお友達に手伝いに来てもらいました。
師匠は御年93歳。強靭な足腰!

参加者はみんな移住者。
普段の仕事から離れ、リフレッシュを兼ねて嬉々と田植え作業開始。


次の日はかなりの筋肉痛・・・。
普段使わない筋肉を鍛えられたと思えばラッキー(かな)。
稲刈りまで水の管理などをしなければいけないけれど、
秋の新米が楽しみだなぁ。
そして、トマトの定植も5月末に行いました。
この時期は植え付けラッシュ!
苗の状態はまさに定植をするべきタイミング!
今年はポット用の土をちゃんとふるったり(2014.11.29「土ふるい」)、
肥料などを自分たちで調合したり(2015.4.23「ポット土準備」。
赤ちゃんの布団の役割のような育苗の土をこだわって作ってみました。
その効果が出たのか、
根がたくさん張り、茎がまっすぐにかつしっかりとした苗になりました。
花も大きめで、良い実を期待できるのでは!?

苗のためにハウス内の定植準備も急ピッチ。
支柱が竹林みたいで美しい。

トマトの定植にもお友達(この子も移住者)が手伝いに来てくれました。
まずは育苗ハウスから苗を運び、支柱の横に開けた穴にポットのまま置いていき、


花が咲く向きを揃えて、苗をポットから外しながら穴に戻し入れていく。

水で土を流し空間を埋め、密着させる。

定植終了!!こちらはミニトマト。

黒マルチには大玉トマト。

作業後のお友達の声。
「楽しかったー。久しぶりに運動した!これやせるわ〜」
こちらは定植がはかどり、
お友達はリフレッシュ&運動効果。
いいとこ取りで結果オーライ。
そして、定植して4日後。
小さい実を発見!!
まだ赤ちゃんの小指くらいに小さい実。
美味しく育ちますように!!!!
