2014年5月 のアーカイブ

2014.05.31ずらし作業

暑い日が続いています。

水分と塩分を補給しながら、苗の管理と定植準備を続けています。

 

今月初め、

お友達の助けを借りて行った仮植作業時の苗。(↓5月1日)

まだ土の色が目立つ並んだポット。

 

 

そして仮植から約2週間後。

土が見えなくなるくらいに緑が広がりました。

 

しかも隣の葉と重なるまでに成長。

 

このままでは、

それぞれの葉っぱが日に当たろうと上に上に伸びすぎて、

びよーーーんと細長く頼りない苗になってしまうので、

「ずらし作業」を行いました。

 

 

5月13日。

一個おきに苗ポットを抜いていき、

 

列の後ろや横に置いていきます。

 

隣がいなくなって広々〜。

 

 

 

そして1回目のずらし作業から、さらに約2週間。

5月28日現在の苗。

緑の絨毯!高さも出てきました。

 

またまた隣と重なる葉っぱたち。

成長が早いなぁ〜

 

 

ということで再びのずらし作業!

一列ずつ苗ポットを抜き、

 

またまた列の後ろや横に並べていきます。

今までは50メートルのビニルハウスの前半で収まっていたけれど、

2回目のずらし作業でハウスの後半端まで並びました。

長い〜

 

また広くなって、苗達が喜んで見える!

 

 

 

このずらし作業は、単純だけど面倒。

しかも2回もやらなくてはいけないなんて。

「仮植の時に、最初から間隔を広くして置けばいいんじゃない?」と

楽したいばっかりの私は思ってしまうけれど、

「ちゃんと意味があるのだよ。」とたしなめられた。

 

小さい苗を最初から間隔を広げて育てると、

ずんぐりとした苗になってしまうみたい。

 

苗の大きさに合わせて少しずつ間隔を広げていく事で、

伸びすぎず、太すぎず、バランスのとれた苗になるらしい。

 

なるほどね。

いい苗を育てるためには必要な作業なら、がんばろう。

 

そして、

苗をよーく見ると、小さなツボミ発見!!

 

 

 

定植まであと約一週間!!

 

2014.05.18田植えフェス

朝から晴天の今日、田植えを行いました!

 

山間ならではの小さな、

しかもキレイな四角ではない田んぼ。

機械ではなく手で植えていきます。

 

今回は6名のお友達が助っ人に駆けつけてくれました。

感謝〜!

 

 

稲の苗は育苗農家から購入。

今年の苗は上出来、らしい。

 

苗を植える前の一作業に使う六角形の枠。

 

この枠を、コロコロと転がします。

見た目以上に難しい作業。油断すると斜めに進んでしまいます。

 

「図面を引く作業に似ている・・」と丁寧に枠を転がす家具職人さん。

 

枠を転がした跡。

 

枠を転がすことにより田んぼに四角の跡をつけることができる、という

シンプルな作りの中に、昔の米農家の方の知恵が詰まっている事を実感。

 

この交点に苗を数本ずつ植えていきます。

 

この辺りの地域では、この枠を転がす作業のことを「枠こぜ」と言います。

「『こぜ』って何ですか?」と聞いても「『こぜ』は・・・『こぜ』だよ!」と言われます。

きっと、

「転がして田に跡をつける」=「こぜ」「こぜる」ということでしょう。

 

活用法は、

「早よ枠こぜないかんぜ〜」(はやく枠を転がして田に跡を付けなければいけないよ)

「お、上手に枠こぜたな〜」(おや、上手に枠を転がして田に跡を付けましたね)

みたいな感じ。

 

 

この枠こぜの跡を頼りに、みなさん一列になって進んでいきます。

 

ほとんどが田植え初心者のみなさま。

長靴を田に入れた時のぬるっとした感じとか、

脚にまとわりつくような泥の重み。

お米という、超日常なモノを作る為に体感する非日常的な感触。

一つ一つの作業や感触に心動かされる。

 

 

一時間と少しで、一枚目の田んぼが終了!

 

休憩時には、

飛騨の人気牛牧場「牧成舎」さんで働く子からの、アイス最中カップソフト!

 

労働の後、晴天の下での冷え冷えのアイス。いや〜贅沢!

 

 

気持ちよくて、裸足にもなっちゃうよ。

 

 

休憩後、2枚目の田んぼへ!

 

お互いに初対面の方々もいたけれど、

隣の列同士で自己紹介やら近況やらを話ながら苗を植えていく。

 

最近見た、50年前程前の田植えの映像。

その頃にはすでに、田植えでお見合いパーティーらしき事をしていたらしい。

その映像では、田植えをしながら仲良くなって最後には土手でダンスをしていました。

 

ワイワイと雑談しながら同じ方向に同じ作業をしていくと、

何だか自然と仲良くなっていく。

楽しい楽しい。

 

2枚目の田んぼも1時間と少しで終了!キレイ!!

 

お疲れさま!!!

 

ありがとう!!!

 

 

 

2014.05.11GWに仮植

連休中に、

両親・兄姉家族が遊びに来ました。

 

まだ小さな甥・姪たちは、

迫る山々に向かって「ヤッホー」「ヤッホー」の大合唱。

 

「家の中にいるカメムシを発見し、お父さんに報告する」という遊びとか、

「小川に草を流して追いかける」という遊びとか。

 

子供は遊びを発見する天才だな、と感心させられた日々でした。

 

 

そんな連休中でもトマトの苗の管理は怠らず。

 

小さな芽がどんどん大きくなって、

狭い部屋で苗がきゅんきゅんで苦しそう。

 

葉が重なり合っちゃってます。

 

 

5月1日。

仮植(かしょく)を行いました。

仮植とは、セルトレー(種をまいた小さな仕切り付きトレー)からポットに植え替えること。

 

富山に住むお友達が手伝いに来てくれて、

 

一本ずつ小さな苗を植え替えていきます。

 

3人だとあっという間!!

午前中に植え替え終了〜

 

 

「ひろ〜い」って喜んでいる苗達。

 

 

 

そして仮植から一週間後。

 

すくすくと育ってます!!!