2013.09.03てづくりケチャップワークショップ@IID

8月31日・9月1日。

東京世田谷のあるIIDものづくり学校にて、飛騨市主催のもと

「飛騨のおいしいトマトでケチャップをつくろう!」というワークショップを行いました。

 

2日間で約40名の参加。

ケチャップの他にトマトタバスコも作り、

そして ゲストでSHIBUYA CHEESE  STAND さんをお呼びし、

モッツアレラチーズを自分達で作ってトマトと一緒に食べる、という盛りだくさんの内容。

 

ケチャップ講師は横浜市出身・飛騨市在住の塚本さん。

そしてトマトはもちろん長九郎農園の樹で完熟させた真っ赤なトマト。

 

40人分のトマトということで、

トマトを入れたこのコンテナをいくつか飛騨から運び込みました。

 

会場準備。

会場は元々が学校校舎。

初めての場所なのに懐かしい雰囲気。

 

塚本さんが自宅から色々な種類のハーブを持参してくださったので、グラスに飾り付け。

 

トマトを煮る、大鍋。

火が通りやすい銅製です。

 

「潰すのがもったいないね〜。

トマトにかぶりつこうっていうワークショップに変更しちゃう?」という冗談が出る程、

つやつやピカピカの真っ赤なトマトは、存在感大。

 

 

開始時間。

一日目は参加者の半数が子供。

二日目は女性が大半でした。

 

まずはトマトを切るところから。

お母さんがサポートしながら、子供が包丁でゆっくりとトマトを八つ切りに。

 

 

切れたトマトは大鍋に次々と投入。

 

 

大量のトマトと格闘する講師の塚本さん。

子供達も興味津々。

 

少し鍋を火にかけ、「ムーラン」というこし器でこしていきます。

 

持ち手をぐるぐる回すとトマトがつぶされてこされていく仕組み。

この作業も子供たちに体験してもらいました。

ぐるぐるするだけなのに、なんだか楽しい!

「わーすごーい」と歓声があがる。

 

ちゃんと列にならんでムーラン待ち。

じゃんけんをして順番を決めている子もいました。

それにしても、子供のエプロン姿ってすごくかわいい。

 

こしたトマトを、ケチャップ用とトマトタバスコ用に分けます。

 

ケチャップ用には玉ねぎ・ニンニクをミキサーにかけたものと、

ハーブを加えて、ぐつぐつ煮ます。

 

トマトタバスコ用には、

唐辛子等をミキサーにかけたものを混ぜて、こちらも煮詰めます。

「近づくと目が痛くなるよ〜」の言葉でささっと離れ、少し緊張する子供達。

真っ赤!!

 

 

 

煮詰めている間、SHIBUYA CHEESE STAND の藤川さんの出番!

こちらを楽しみにしていた方も多かったはず!!

モッツアレラチーズの作り方を教わり、自分で作ってその場で食べます!!

 

お店から持ってきたチーズの元になる「カード」を切り分ける藤川さん。

 

こそっとカードの味見をさせてもらったのですが、

味は牛乳・食感は荒い木綿豆腐みたいな感じ。

 

チーズ職人によるモッツァレラチーズの作り方の説明とあって、

身を乗り出して間近でその手つきを見つめます。

 

ここぞ、見せ所!

藤川さんがビヨーンとチーズを持ち上げると、「おぉぉぉぉ〜」と歓声があがる。

 

これをお餅みたいにちぎって丸めて出来上がり。

 

藤川さんのお手本を見た後、

各自モッツァレラチーズ作りに挑戦。

 

ぼそぼそした白い固まりが、

 

あっという間に、

 

ビヨーン。

 

ビヨーン。

 

丸めたら、

トマトと一緒に試食タイム。

出来立てのモッツァレラチーズの歯ごたえに驚く人たち。

「すごーい!チーズみたいな味がするよ!」とはしゃぐ子も!

子供の素直な感想って面白い。

 

 

試食タイム中に、

トマトと私達の暮らしぶりを少しだけお話させて頂きました。

 

一日目は私。

二日目、夫。

 

種から実になるまでのトマトの生長。

樹で完熟させた実の美味しさ。

通常は青い実のうちに収穫されている事。

ヤギや柴犬の事。

夏の山や冬の雪の事。

 

たくさん話したい事があったけれど、

飽きてしまわない様に少しだけ。

百聞は一見にしかず。飛騨に来て感じてほしいな〜

 

 

そして最後の作業!

ケチャップやトマトタバスコの容器に貼るラベル作り。

「なんて書こうかな〜」

 

 

チーズを作ったり食べたり話を聞いている間に、

主役のケチャップとトマトタバスコが煮詰まってきました!!

↓ケチャップ

↓トマトタバスコ

 

出来たらボールで各テーブルに分配。

 

瓶に入れて、

ラベルを貼って出来上がり!!!!

 

かわいいラベル!

けちゃぷ とか たぼすこ とか!

からー!とか。

 

子供達はには、大好きなお母さんやお父さんと一緒に作る楽しさと、

トマトの美味しさを感じてくれたらいいなぁ。

 

 

途中で女の子が二人、手をつなぎながら私のもとに来て、

「トマト美味しかったです」

と言って来た時には、嬉しくて可愛くて・・・涙が出そうになりました。

 

今回バックアップをしてくれた、

飛騨市役所の皆様(気合いのお揃いTシャツ!)、

 

分かりやすく楽しく教えて下さった講師の塚本さん、

こんな素敵な機会を下さったコーディネートの松本さん、

ゲスト参加のSHIBUYA CHEESE STANDの藤川さん。

本当にありがとうございました!!