2013年7月 のアーカイブ

2013.07.27虫バンバン

ビニールハウス隣の田んぼが青々として絨毯みたいで綺麗。

 

曇り空から差し込む光が、夏とは思えない程柔らかい。

 

 

久しぶりに、ユキオの登場。

 

ツルが伸び伸びの、傾斜45度くらいの斜面。

 

草刈りをするのが大変なこの場所も、

ユキオはへっちゃらの様子でツル草をムシャムシャ。

 

 

ユキオの本領発揮!頼もしい!

 

 

ユキオがどんどん仕事を進めている間、つくしは・・・

 

バッタやカエルを追いかけていました。

 

 

 

草がどんどん伸びるにつれて、

色々な虫が発生し、トマトに悪影響を与えます。

 

そこで、

ミニトマトのハウス内に「虫バンバン」を吊るしました。

 

堅い紙の表面は粘着性があり、

蛍光の黄色は虫が好む色。

 

蛍光の黄色につられて飛んで来た虫を、

くっつけて放さないようにするというシンプルな仕組み。

 

設置した数時間後。

名前の通り、虫がバンバン捕まっています。

 

更なる強い味方、蜘蛛。

虫バンバンに引っかからなかった虫を蜘蛛の巣でキャッチ。

いつの間にかそこら中で蜘蛛が待機していました。

 

 

そして、

土中の線虫(せんちゅう)対策にはマリーゴールド。

線虫がトマトの根に卵を産みつけることにより、樹が枯れてしまいます。

マリーゴールドの根から出る物質は、線虫を遠ざける効果があるようです。

 

 

そしてハウス入り口には、つくし。

今日のつくしのお仕事。

入り口から来る何かに睨みをきかせています。

 

 

 

今のところ、

徐々に色んだ実が増えてきています。(つくしの視線を感じる)

 

 

そして、

ブラックチェリーも色みました!

 

 

虫にやられずに秋まで収穫できるといいなぁ。

2013.07.25トマトケチャップワークショップ@IID世田谷ものづくり学校

長九郎トマトを食べてくれる人に、感想を直接聞いてみたい。

トマトの可能性を広めたい。

岐阜県飛騨市の協力の元、

この思いをお届けする機会を頂くことができました。

 

東京・世田谷にある「IID世田谷ものづくり学校」にて、

長九郎農園のトマトを使ったワークショップを行います!

 

 

樹で赤く熟したトマトの味と共に、

私達の思いも知ってもらえたらいいなぁと思います。

 

当日はケチャップの講師として、

横浜出身飛騨市在住の塚本さんが楽しく教えて下さいます。

トマトを手で潰し、コトコト煮込む。

生で食べるても美味しいトマトを、

いつもとは違う形で楽しむ方法を体験できます。

 

 

 

そしてゲストとして

「SHIBUYA CHEESE STAND」の藤川さんをお招きし、

ケチャップの煮込み中に、

私達のトマトと絶品チーズのコラボレーションを楽しんでいただきます。

 

定員はありますが、

是非多くの人と交流したいと思っています。

 

開催日時:8月31日(土)・9月1日(日)13:00〜

参加費:2,000円

定員:各日20人

詳細及び申し込みは、

下記HP中申し込みフォームにてお願いします。

 

IID世田谷ものづくり学校

http://setagaya-school.net/Event/7866/

2013.07.21生育状況〜ミニトマト等〜

朝早く農園に行くと、

ハウスのネットにお客様。

 

きっと羽化したばかり。

翅を乾かしているのか、近づいても逃げません。

 

夫によると、このトンボは「オニヤンマ」。

日本最大のトンボらしい。

たしかに私の眠気眼でも見つけられたくらい、大きかった。

 

Wikipediaによるとオニヤンマは、

「小川や林の中の流水といった環境が残されている地域ではよく見られるトンボ」

「オニヤンマは成虫するまでの期間は5年」らしい。

 

私達がこの土地に来たのは3年前。

このオニヤンマは、

私達がここに来る前からこの土地で生きていたんだなぁ。

 

何だか感慨深い。

 

オニヤンマ先輩は、

日が昇ると抜け殻をネットに残して飛び立っていきました。

 

5年前には存在しなかったトマト畑のビニールハウス。

そこに止まって羽化してくれたのは、

オニヤンマ先輩からのエールだと勝手に受け止めて暑い夏も頑張ろう。

 

 

さて。

ミニ・中玉トマトの生育状況。

どの種類も4段目の花が咲きました。

 

食べ応えのある中玉の「フルティカ」

 

一段目の実が色づいてきました。

 

 

味が濃くて万人に人気だった「イエローミミ」

 

目を引く黄色が濃くなってきました。

 

 

酸味が少ない「甘っこ」

丸くてカワイイ形。赤くなってさらにカワイイ。

 

 

ブドウみたい、と女性に人気だった「ブラックチェリー」と、

 

クリーム色がさらにトマトっぽくない「ホワイトチェリー」

 

他の種類よりも色づきはゆっくり進むみたい。

どの実もまだ緑。

 

 

極小の「マイクロトマト」

もう、かわいくてしょうがない。

つまみ食いをしてみたら、去年よりも甘さが増したような・・・。

 

 

今年の試み。

調理用トマトの「サンマルツァーノ」

 

ダイナミックな成り方!

形も面白い!

トマトソース、ケチャップ、チリソース・・・

早く調理したいなぁ。

 

 

こちらも出荷できるのはもう少し、あと少し!

 

 

 

 

 

 

 

2013.07.19初収穫

夕方になるとヒグラシの鳴き声が聞こえてきます。

「キキキキ・・・」とも、

「チチチチ・・・」とも、

「カナカナカナ・・・」とも聞こえる、

響き渡る透き通るような鳴き声。

 

セミの鳴き声は暑さを助長させるような気がしますが、

同じ夏の風物詩でもヒグラシの鳴き声は

風鈴の音色にも似た響きがあり、心が落ち着きます。

 

んー夏だなぁ。

 

大玉桃太郎トマトの樹は私の首辺りまで伸びてきました。

しゃがむと生い茂った葉に日差しが遮られ、少し涼しい。

 

しゃがんだまま、ふと横を見ると・・・

 

あー!!!!

赤くなってる!!!!

 

色づいてきた、とかではなく

既に真っ赤!!!

 

今年、初収穫!!

小ぶりでかわいい。

ちょっと傷あり。でも、かわいい。

 

収穫して1分後、

側に流れる冷たい雪解け水でササッと洗い、

 

かぶりつき!

 

おいしーーーーーーーーーーい!

味が濃ーーーーーーーーーーい!

 

やっぱり、樹で赤く熟させた実は美味しい。

 

 

全ハウスをチェックしてみたら、

真っ赤な実がちらほら。

 

出荷するには数が揃わないので、

赤い実は家で頂きます!幸せ!

 

2013.07.14トマトの仲間達

今年もトマトの他にも色々と植えてみました。

「トマトに合う・・・よね」という感じで、選んだハーブや野菜達。

全部、種から育てています。

 

トマトと言えば、バジル

 

バジルは料理はもちろん、

一緒に植えてもトマトにとても良い影響を与えてくれるコンパニオンプランツ。

ミニトマトの株間に植えました。

 

個性的な香りが大好き。ディル

 

 

今年初めての試み。露地栽培。

ハウス横のだだっ広い空き地を贅沢使い。

小さな小さな野菜コーナーを作りました。

 

ゴマっぽい感じが美味しい、ルッコラ

このあと間引きしました。

間引きした小さな芽からも、すでに強い胡麻の香り!

 

唐辛子2種。

赤くしてから採るカイエン

緑色のうちに採るハラペーニョ。

 

トマト料理に合うよね、ズッキーニ

比較対象を置けば良かった、ってくらい、ダイナミックで分厚い若芽。

 

通常のものよりも柔らかい島オクラ

 

イタリアキャベツを3種。

でも蒔いてから気づいた・・・種袋をよく見ると栽培できるのは冬くらい。

トマトと一緒に収穫はできないけれど、気長に育てよう。

 

トマト以外の野菜はほとんど育てたことがないので、

無事に収穫できるまで大きくなれば御の字!

 

毎年少しずつ、面白い野菜を増やせていければいいな〜。