2013.05.08種まき〜第二弾〜

ブログの日付が前後しますが、

4月末、ミニトマト等の種まきをしました。

 

そして私の母が実家から手伝いに(遊びに?)来ました。

 

今回購入したミニトマトの種。

鮮やかな赤色とコクのある甘さの「甘っこ」。

 

爽やかな甘さと他の色を際立たせるクリーム色の「ホワイトチェリー」。

 

 

去年出来た実から種を取ったミニトマト達。

F1(エフワン)とは違い、固定種の種なので今年も美味しい実がなるはず。

(ホワイトチェリーも固定種だけど種取り失敗の為、種を購入しました)

 

深い紫色が巨峰みたいな「ブラックチェリー」。

木の実みたいな味と見た目の「マイクロミニ」

 

 

ミニトマトではないけれど、作ってみたかったトマト。

トマトソースはもちろん、チリソースをこれで作りたい「サンマルツァーノ」

 

 

トマトではないけれど、唐辛子を2種類

チリソースにも使えるかな、と赤い唐辛子「カイエン」

 

名前が気に入った青唐辛子。「ハラペーニョ」

 

 

まき方は先日行った大玉トマトの種まきと同じ。

「種まき〜第一弾〜」

 

種まき初挑戦の母。

 

小さな小さな種をピンセットでつまみ入れる事を母に説明すると、

ぽつりと「出来るかしら・・・」と不安げ。

 

まず種をつまむところで苦戦し、

小さな穴に入れるところでまたまた苦戦。

 

向かい側から時折聞こえる「あらっ」「しまった」の声に

ちゃんと出来ているか少し心配になりましたが・・・

 

種まきから数日後。しっかり芽が出ました!

「甘っこ」

「ブラックチェリー」

「ホワイトチェリー」

「サンマルツァーノ」

「マイクロミニ」

 

唐辛子は・・・

遅れて顔を出し始めました!

 

 

上記に加えて植える予定のミニトマトは2種。

育苗の達人から苗を購入します。

 

食べ応えのある中玉フルーツトマト「フルティカ」。

濃い甘みと酸味のバランスのよい「イエローミミ」

 

あとはトマトに合うハーブも数種類植える予定です!!!

2013.05.04復旧作業&助っ人

昨年11月。突然の積雪によるハウス2棟が半壊&全壊。

「2012.11.15 雪被害」

そしてその撤去作業。

「2012.11.27 撤去作業」

 

GWの最中、お友達が泊まりがけで復旧作業の手伝いに来てくれました。

 

半壊だったハウス。

手分けしてサクサクと作業を進める男性陣。

半日で完成。

小さいハウス半分とはいえ、さすが!

 

その間女性陣は、ミニトマト用などのポット土詰め作業。

みなさん要領が良く、目標数をあっという間に終わらせてくれました。

初めてスコップや一輪車を動かす方もいて、

充実感溢れる表情で「楽しかった!」と言ってくれて、こちらもホッとしました。

 

 

2日目、午前中はいきなり気温上昇。

つくし、小屋で涼み中。

 

本日は全壊のハウスの復旧。

長くて高さもあるハウスなので、女性陣も手助けしながら全員で取り組みました。

まずはパイプを差し込む穴あけ。

 

間隔と深さを測りながら、

地面にすごく重い鉄の棒を体重をかけて刺していきます。

地味だけどしんどい作業。背中の筋肉が痛くなります。

 

道を挟んだ広場に置いておいたパイプ達。

これをみんなで運びます。

 

これが結構重い。長いから運びにくい。

途中から「こう持った方がいい」とか「2人で2本持とう」とか、

早く楽に終わらせる方法を自然とみんなで出し合う様に。

 

パイプを組み立て、

地面にあけてくれた穴に差し込みながら、パイプを垂直に立てる。

両側で穴にパイプを差す二人が一番力が要るけれど、

真ん中で組み立てる人、

垂直にパイプを立てる際に加勢する人がいると作業効率が全然違う。

一番の山場を乗り切った!

 

 

しばしの休憩。

 

 

立てたパイプを下に這わせたパイプに金具で取り付け。

パートナー同士で二人一組。

イケメソハーフの26君とsomedayちゃん。

 

ワイン博士のナオさん夫妻。

 

 

下のパイプから2メートルの高さのところにも、

水平になるように横にパイプを金具で取り付け。

 

現役大工のK君夫妻。(さすが職人。鋭い眼光。)

 

そして私達は天井の中心にもパイプを取り付け。(高さ3メートルからの写真)

 

 

いよいよ終盤。

軽トラの荷台に立ち、移動しながらのパイプの取り付け。

水平器、スマートフォンの水平アプリ、K君の鋭い目を駆使してまっすぐに。

水平がとれたら金具をカンカンと打ち付ける。

 

そして最後の金具を取り付けるとき、

一打一打をみんなで見守り、完成と共に拍手が起こりました!

 

昼過ぎから空が厚い雲に覆われ、冷たい風が吹いて一気に気温が低下。

それでもみんな、最後まで笑顔で頑張ってくれました。

 

感謝!感謝!!感謝!!!

 

この恩はトマトで返そう。

たくさん、おいしいトマトを作ろう。

2013.05.02水やり

仮植後からの水やりは結構大変。

ホースでぶわぁ〜って水やりが出来たら楽なんだけど。

 

実際には計りを使います。

 

あと必需品はスマートフォン。

アプリケーションの「メトロノーム」を使います。

 

電動で一定量の水が出るホースのツマミを調節しながら、

メトロノームのチッチッチッチッというリズムに合わせて、

私の場合は2拍で約20g水が出るようにします。

今日は天気が悪いので、20g。

気温が高くなる日は30gあげます。

 

これは苗が一日生きていくために必要なギリギリな水の量。

 

このギリギリの水を求めて、苗から細かい根が増え伸びていきます。

根がしっかりすれば土からの栄養吸収もよくなって・・・

 

ということで、何はともあれ根が大事!!

 

メトロノームを聞きながら、20gの水を株元に垂らしていきます。

 

チョロチョロ。チョロチョロ。

という感じで一株ずつ水をあげていくので、結構時間がかかる。

 

二人で手分けして行い30分。

つまり、全部で1時間。

 

この30分、1時間という時間が長く感じて、

1年目はこの水やりを音楽に合わせてやっていました。

 

でも育った苗を見て気づいたこのやり方の欠点。

ビートの速さによって水の量が変わってしまう。

ゆるやか〜な音楽に合わせると多量になり、

激しい音楽だと少量に。

 

水の量がバラバラのために目に見えて生育もバラバラになってしまいました。

 

挽回するべく2年目は、心の中で「1、2、1、2、・・・」と

リズムを取りながら水やりをしていましたが、

これもどうしても一定にならない。

 

つい他事を考えてしまい、速くなったり遅くなったり。

 

そして途中でピコンとひらめいた方法。

何でもっと早く気づかなかったんだろう。

毎日触っているはずなのに、スマートフォンを。

アプリケーションで「メトロノーム」を検索したらたくさん出てくる。

 

このおかげで1株目から3,200株目まで一定の水量をあげる事が出来ます。

 

もう、少し大きくなった様な・・・

 

3枚目、4枚目の本葉も出てきました。

 

 

 

それにしても・・・

 

一向に安定しない天候。

天気予報に反して雨ばかり。

 

5月になったというのに昨夜・今夜と霜注意報まで発令。

ビニールハウスの中は保温されているので、

まだ外よりは随分暖かい。

 

それでも苗に低温障害のサイン。

葉の裏の紫色。

苗の「寒いよ寒いよ!」の声なき声。

葉脈まで紫色になったら致命的。

でもまだそこまでは及んでいないので、

「明後日から気温が上がる」という天気予報を信じよう(信じていいのか!?)。

2013.05.01仮植

4月9日にまいた種が、

 

頑張って顔を出し、

 

子葉の間から本葉を出し、

 

ぐんぐん伸びて、

 

お隣さんと重なり合うまでに育ちました。

 

2枚の本葉が大きくなってきたので仮植(かしょく)を行いました。

仮植の目的は根の成長促進です。

少し広いポットに移し替える事で、根を増やし伸ばして丈夫な苗にします。

 

 

土を詰めてスタンバイしていたポット達の出番。

 

一苗ずつセルポットからスポッと抜き、

 

ポット土に植えていきます。

 

素早く素早く。

 

苗をセルポットから抜いた瞬間から、

根が空気に触れる時間が長い程、根が傷んでいきます。

 

スポッと抜いてササッと植える。

これを出来るだけ早く行います。

 

私も真剣に素早く作業をしているつもりですが、

旦那さんは私の2倍速。

「凄い速いね!」と驚いていたら、

「僕が研修していた所のパートのおばちゃん達は

機械みたいに高速だったよ。」と言われました。

 

高速仮植機(=おばちゃん)、一台欲しい・・・。

 

素早く植えているつもりだけれど・・・

時間がかかるなぁ。

 

二人で3200ポット植え終わるのに約3時間。

終わったー!疲れたー!

 

狭い大部屋から広い個室に移れて、苗達も嬉しそう。

 

 

苗達にとってまだ朝晩の気温が低いので、保温をしてあげます。

苗を囲むようにトンネルをつくり、

 

不織布とビニールをかけます。

もちろん温度計もつけて温度チェック。

 

定植までの育苗期間はすごーく大事。

気をつけて管理します!