2012.11.27撤去作業
歪んだハウスの撤去作業のため、プロの解体屋さんに依頼しました。
撤去日、開始時間は約束していませんでしたが、
「朝早くから始めます〜。」とだけ聞いていました。
今ぐらいから始めるかな〜と、朝8時くらいに農園に向かうと・・・
既にひとハウスの作業が終了していました!
早っ!!

残りひとハウス。
屈強な若い作業員5名でホイホイと次々にパイプを引き抜き、
大きい機械で重いビニールもびよーんと持ち上げて、
ギュギュっと小さくまとめて、


あっという間に終了。

始めは自分達で頑張って作業をしようかと、少しだけ思いましたが、
プロに頼んで良かったー!!!
ということで、本当に本当に今年の作業が終了しました!
後は、2人で今年の反省と来年の計画を立てます。
雪が溶けて、雪による被害の全貌が明らかになりました。
雪に埋もれてしまっていたハウスは、

こんな感じになっていました。

ドミノ倒しみたいに、全てのパイプがパタリと倒れています。
よいしょっと起こしたら元通りにならないかなぁ。

ミニトマトを作っていたハウス。

ビニールを外すと、こんな感じ。

固いはずのパイプが雪の重さで、

ぐにゃり。

すごい、としか言葉が出ません。
芸術的ですらあると思ってしまいました。
この自然の作品に題名を付けるなら?
旦那さん:『竜の背骨』
私:『忍び寄る崩壊』

曲がってしまったパイプや倒れたハウスは自分達で直すととても大変なので、
解体屋に依頼して一気に持って行ってもらうことにしました!!
雪の被害にあわなかったハウスについては、引き続き片付け作業をしました。
それにしても、大雪が降った日はあの日だけ・・・。
はー今日もいい天気。
山の上部の白、紅葉の赤や黄色、杉の緑、そして青空。
きれいだなぁ。

残るハウスの天井ビニールを全て取って片付けは完了。
そして最後に雪対策をして、本当に本当に今年の仕事を納めます。
雪対策とは、これ。スノーポールです。

ハウスの天井にこのような部品をいくつか取り付け、
下からスノーポールをこの部品に差し込みます。

スノーポールの下の部分は、土をしっかり踏ん張るようになっています。

こんな感じでハウスを支えます。

最初、「こんなスノーポールなんて要るのかなぁ」と思っていましたが、
この辺りは積雪2m。
昨年一面雪の光景を見たら「このスノーポールにハウスを託そう」という気になりました。
2012.11.15雪被害
昨年は11月20日頃初雪が降りましたが、その時は山の上の方が白くなる程度でした。
昨日から今日に掛けての天気予報は確かに雪マークが付いていましたが、
昨年程度の降り方だろうと思っていました。
しかし昨日の雪は夕方には止んでいましたが、夜から再び一気に降り積もったようです。
積雪約10センチ。辺り一面真っ白。
片付け終了まであと一日となった今朝、再び惨劇を目にしてしまいました。
ミニトマト用のハウスが半壊。

ビニールに積もった雪の重みにパイプが耐えきれず、ぐねぐねに。

大玉トマト用のハウスは1棟全壊。

一見何もなさそうですが、左側と同じ大きさのハウスがぺしゃんこになって、
雪に埋もれてしまっています。
一難去ってまた一難。
台風被害の次は雪被害かぁ。
我が農園は農業用の保険に入っています。
早速担当の方に連絡して来てもらったのですが、今日は大忙しだと言っていました。
飛騨地域全体に予想以上の雪が降り、同じ様にハウスが潰れてしまった農家さんがたくさんいるそうです。
中にはハウス全棟が全壊してしまった方も。
潰れる時はあっという間なんだなぁ。
明日、ビニールをはがして、今年度を終了しようと予定していたのですが、
潰れたハウスの片付けをするため、もう少しかかりそうです。
2012.11.14さやか
11月14日。本日雪が降りました!!!

朝から降っていた雨が昼過ぎには霙に変わり、いつの間にか大きな粒の雪に変わっていました。
こんな日は早く終わらせて、近くの温泉に身体を温めに行こう。
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先日、土作りのための土壌診断をしてもらいました。
その診断結果から、足りない栄養素を補充するためにいくつか肥料を提案してもらいました。
その中にこんな肥料が。

・・・私と同じ名前。
農業資材って、ダジャレみたいなものが多いけれど、人の名前そのままなのは初めて見た!
「さやか」を使うか分からないけれど、これを使えば良い土が出来る様な気がします(個人的に!)。
この冊子の裏には、丁寧に「さやか」の説明が書いてあります。

さやかとは・・・
読むとすごく魅力的な肥料に思えてきました(本当に個人的に!)。